詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
例えば
あなたがいない
景色でも
此処に来ると
あなたを
感じられるから
逢えない夜は
同じ町で
過ごしてしまう
切れない
繋がりが欲しい
安っぽい言葉より
心が欲しい
ちょうど一年前
此処で
逢った時から
ずっと
好きだった
あなたに
恋をした場所
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間違っても
一目惚れじゃない
これは
運命じゃない
ありふれた
出逢い
その中のひとつ
この町に
あなたがいて
この町に
わたしがいた
奇跡は一度きり
偶然は
何度も起きた
あの店に
あなたが来て
あの店に
わたしがいた
交わす言葉
ただ、
通り過ぎるだけ
二年も経って
偶然は
必然に変わった
変えたのは
わたし
変えさせたのは
あなた
ありふれた
出逢い
一度きりの奇跡
積み重なった
偶然が
恋に変わった日
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蹴られても
踏まれても
あなたに
真っ直ぐでいる
貶されても
蔑まれても
あなたを
追い掛けていく
これで
振り返らないなら
諦めもつく
いつかこの恋に
終りを
告げるなら
それは
きっと私の方
あなたは
それを待つだけで
拒みも
逆らいもしない
きっと
そういう人間
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彼女になりたい
私じゃ
ダメなのって
玉砕覚悟
逢えなくなっても
仕方ないって
どうしても
本音が知りたくて
聴いたら
ダメじゃない
あなたは
それだけ言って
照れた顔を
隠してしまった
もう私
誰にも隠さない
あなたに
そう言ったのは
嘘でも
脅しでもない
あなたの
彼女になりたい
ただ
それだけだよ
この関係
恋人そのものだし
名前を
付けたいだけ
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あなたの言動
ひとつに
舞い上がって
浮かれて
独り善がりなのは
ずっと
分かってた
認めたら
悲しくなる事も
優柔不断なのか
利用なのか
照れてるだけなのか
よく分からない
だけど
信じてみたい
それがまた
独り善がりでも
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あなたの家
両親が
外泊してるからと
初めて
敷居を跨いだ
広い部屋
カーペットの上で
抱き合って
思い出を
またひとつ重ねた
一体、わたしは
あなたの
何なんだろう
特別なんだろうか
それとも‥
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今度・・・って
あなた約束するけど
まだ叶ってない事
沢山あるよ
美味しいって言ってた
佐賀牛も
食べに行ってないし
水遊びだって
もうすぐ
夏が終わっちゃう
新しい約束に
塗り替えたくない
あなたとしたい事
約束した事
叶わず終いは
嫌だから
すべて終わるまでは
終わらせない
追うのに疲れたら
励ましてよ
逃げないで
あなたが待つなら
わたし
追い掛けていく
どこまでも
いつまでも・・・
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秘密と呼ぶには
もう結構
知られすぎてるから
あなたが
嫌じゃなければ
私の事
彼女と呼んで
無理に
愛さなくていい
同じだけ
愛して欲しいなんて
思ってない
あなたが
不足してるのなら
その分
私が愛すから
私の隣り
ずっと歩いててよ
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pm11:38の着信
名前に
その声に安堵
不安だった
時間に
寝てたってオチ
別に疑わないけど
本当は
逢いたかった
あなたの言う
詰まらない理由で
わたしは
明日も電話する
あなたに逢うのも
意外に
必死なんだって
分かって
pm11:38の着信
本当は
嬉しかった
もっと
聴いていたかった
あなたの声
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繋がらない
繋がらない
繋がらない
呼び出し音
その後
途切れた回線
何度も何度も
リダイヤルする指
繋がらない
繋がらない
繋がらない
押し潰されそう
不安に
恐怖は
嫌われること
逢いたい
それだけなのに
それだけなのに
繋がらない
繋がらない
あなたに
繋がらない‥