| 詩人：ゆぅ | ［投票］［編集］ |
ねぇどれだけ
大人ぶればいいの
年上だからって
あたしまだ
そんなに
大人じゃない
子供みたいに
駄々こねて
泣き真似する日も
あるんだよ‥
女の子だから
我儘言って
君を困らせる夜も
あるんだよ‥
年下だからって
許せない事
たまには
口にしちゃう
笑って許すだけの
女を望むなら
他を当たってよ
君が好きだよ
けれど
その前に
あたしは
あたしだから‥
| 詩人：ゆぅ | ［投票］［編集］ |
過去を探したって
現在に勝る
幸せはないよ
いつかあの娘が
言っていた
涙も後悔も
嘘じゃないけれど
もぅ戻れない
好きだけど
恋愛感情じゃない
続けられない
あなたを
傷付けて別れて
こんな形しか
残せなくて
本当にごめんね‥
あなたの
優しさや強さに
守られていた
今頃になってやっと
気付いたんだ‥
きっと
もぅ二度と
あんなに
愛してくれる人は
他にいない
それでも
サヨナラ選んだのは
あたしだから‥
寂しくなっても
悲しくなっても
あなたに頼らない
いつかあなたには
素敵な誰かと
『幸せ』
見つけて欲しい
| 詩人：ゆぅ | ［投票］［編集］ |
不都合になると
真っ先に
喧嘩を売る癖
あんたの
矛盾した定義に
腹が立つよ
解ったフリして
本当は何も
解っちゃいないね
あたしの
自由を奪うのは
勝手だけど
棚に上げないで
この問題は
ふたりの事だから
逃げ出さないで
考えて‥
ふたりに
都合の良い関係を
これからも
築いていきたいから
| 詩人：ゆぅ | ［投票］［編集］ |
カラダごと
持ってかないで
ココロまで
奪ってかないで
快楽の為に
出逢った二人だよ
余計なものまで
盗らないで
ココロごと
持ち去らないで
カラダだけ
置いてかないで
矛盾してる
気持ちだけに真実
優しさが痛いよ
届かないの?
あなたが好きだよ
| 詩人：ゆぅ | ［投票］［編集］ |
どれだけ尽くせば
あんたは
満足するの？
あたしが
下手に出れば
あんたは優越感に
浸れるんでしょ
どれだけ
あたしを傷付ける気？
それだけ
あんたは偉いの？
どれだけ
あたしを追詰める気？
教えてよ
あんたは何様なの？
あたしの態度が
気に食わないからの
嫌がらせ‥？
ガキじゃあるまいし
馬鹿みたい
我儘も度を超せば
ただの迷惑
近頃じゃ
あんたの存在さえ
鬱陶しいのよ
優しさなんて
この際要らないから
冷たくしないで‥
あんたじゃない
誰かを
求めない様に
寂しくても
あんたじゃなきゃ
嫌だから
| 詩人：ゆぅ | ［投票］［編集］ |
彼の名前も
輪郭も
覚えていないのに
忘れないのは
抱かれた晩のこと
名は無くとも
顔を忘れようとも
覚えてる‥
優しかった手と
肌の温もり
躰の線も
瞳の色も
忘れてしまった
胸の傷も
唇の熱も
冷めてしまった
彼の感触も
喋り方も
覚えていないのに
忘れないのは
抱かれた時のこと
あの美しい晩は
想い出達に
支えられて浮かぶ
夢の島か
蜃気楼の様だ‥
| 詩人：ゆぅ | ［投票］［編集］ |
君との戯れも
意地悪のし合いっこも
楽しんでいたいよ
そういう時間は
気取らずに
子供のままでいたい
変に大人ぶらずに
我儘だって
言い合いたい
変に格好付けずに
嫉妬だって
使い合いたい
君との時間も
馴れ合いからの喧嘩も
大切にしたいから
些細な揉め事は
嫌がらずに
引き受けていきたい
変に強がってても
笑顔だけは
絶したくない
変に意地張っても
素直だけは
忘れたくない
君にとって
居心地の良い環境を
いつもいつも
造っていたいよ
そして‥
いつかの未来で
君との恋愛を
永遠にしていたい
| 詩人：ゆぅ | ［投票］［編集］ |
嘘の衣を纏って
冴えない
男達の欲を満たす
私の中にある
"女"という部分を
武器にして
目を瞑れば
誰も皆
同じ顔だから‥
そんな過去でも
隠し立てしない方が
良いと思った
それを
君も望んだから
私の"春"は売ったわ
あの人を愛し
守る為と
理由を付けて‥
汚れてるの
それは事実だよ
ただ、君には
綺麗な所だけじゃなく
汚れた所さえも
見て欲しい
愛して欲しいと
望んでしまったから
私の過去すべてを
今更、恥じたり
悔いるつもりはない
けれど 君に
言わなきゃ良かった
時々そぅ思う‥
私の"春"は過ぎたわ
男に売ったの
それさえ
思い出だから‥
汚れてると
拒んでもいいよ
どうか、君の
お気に召すままに
して‥
| 詩人：ゆぅ | ［投票］［編集］ |
十二時の魔法が
解ける前に
王子様と別れなきゃ
意地悪なママ達が
あたしを
捕えにくるから
走って走って
早く帰らなきゃ‥
シンデレラみたいに
魔法が解ける前に
ガラスの靴なら
必要ないよ
王子様は
もぅ此処にいるから
十二時の鐘が
鳴る前に
王子様と別れなきゃ
意地悪なママ達が
あたしを
追ってくるから
走って走って
早く帰らなきゃ‥
シンデレラみたいに
魔法が解ける前に
| 詩人：ゆぅ | ［投票］［編集］ |
絶頂に行き着き
ふたり
繋がったままで
抱き合う
言葉も出ずに
肌に肌を重ねて
快楽を求めて
君の中
辿り着くのは
夢か現か
流れる汗は
そのまま
髪まで濡らして
愛を確かめ合おう
躰は躰で
愛を感じよう
心と心で
愛を育てよう
絶頂に行き着き
ふたり
繋がったままで
抱き合う
言葉も出ずに