あたしは
感謝知らずで
気付けば
ないものねだり
ばかり

特別な
魅力もなければ
才能もない

性格が良ければ
まだしも
我儘で身勝手

わかっているのに
直さないから
タチも何も悪い

そんなあたしを
好きだと云う貴方の
気が知れないんだ

あたしなんかで
ほんとに満足なのと
聴いてみたい

それでも
愛をくれるんだから
あたしだって
やっぱり女の子

貰ってばかりも
全然悪くないけれど
尽くしちゃうよ
愛しちゃうよ

素直じゃないし
可愛気もないけれど
ほんとは貴方の事
誰よりも
好きだから…

何かと不満を
並べるあたしだけど
あなたが好きよ

ただ逢えないことが
哀しいだけ…

喧嘩の後には
決まってmailをくれる
ごめんねと
本気で好きだと

逢えない寂しさも
君の"逢いたい"という
気持ちを聴くだけで
落ち着くんだ…

年下の君に
あたしの我儘は
重たいかな…

ねぇ、約束して
我慢なんかしないで
無理はしないで

あたしを想うなら
君の本音を
あたしにちょうだい

"男と女は縁だから…"
彼のmamaが
言ってたってさ

本当その通り
どうしようもないよ
"好き"には
逆らえないんだから

時間や想い出より
感じた運命を
生きていたいからさ

彼には別の女が
似合うって説得して
別れにまで
至らなくとも

私は晴れて
"愛しの君"と結ばれて
幸せ絶頂なのに
邪魔しないで、って
自分勝手ですか

私なんかに
愛を費やさないで
彼の"彼女役"は
疲れたから
もぅ放棄しちゃった

私の心変わりを
責める前に
"愛しの君"に惹かれた
理由を考えて
彼とはまるで正反対

ねぇ、mama
私の幸せを奪わないで
一時的な反抗期と
思い込まないで

誰かを傷付けてでも
"愛しの君"を
手に入れたかった
それほど
愛は深いんだよ

可愛くて
憎いほど愛しくて
手放せないね

どうしようもない程
あなたが好き…

だからね、
あなたの吐く嘘は
見抜けないんだ

笑顔も泣き顔も
ふてくされた態度も
可愛らしくて

思わず、抱きしめて
kissしたくなる

まだまだまだ
愛し合い足りないよ

ねぇ、
逢い足りないよ

愛足りないよ

誰かさんとは違う
あたしはね
あなたを置き去りに
なんてしないよ

誰かさんみたいに
あなたをね
孤独になどさせない
守ってあげるよ

あなたのね
気持ちを裏切らない
信じて欲しいの

あなたの彼女は
あたしよ…

誰かさんと
一緒にしないで

誓いが必要なら
教会に行きましょう

君の不安や疑いを
取り除いて
あげられるのは
私だけなのに

曖昧なうちは
本音は見せられない
まだ確信が
持てないからね

私の不安や疑いを
取り除けるのは
君だけなのに
わかっていないのね

こんなに寂しい夜でも
求めるのは君だけ
心配なんか
しなくてもいいよ…

傍にいる間も
逢えない時間も
同じぐらい
想い合っていようね

それが未来へと
ふたりを繋いでいくから

言葉選びの
苦手なあたしは
あなたを
傷付けていた

あなたの気持ちを
疑っては、
試したりして…

好きな分だけ
好きにならない様に

素直さと強がりを
使い分けていた

それでも不思議ね
あなたの的は
全て的中していて

あたしの考える
魂胆なんて、
既に知れているみたい

居心地が良いのは
我儘が
通るからなのか
あなたの
傍だからなのか

あなたの『好き』は
いつ、真実に
聴こえるのだろう

答えならちゃんと
知っているよ

あたしの
心持ち次第だから

どうして
あなたじゃなきゃ
ダメなんだろう

あなたの声しか
響かない耳

あなたの姿しか
追わない瞳

あなたの匂いしか
愛せない鼻

あなたの想いしか
求めない心

あなたにしか
震えない胸

あなたにしか
泣けない躰

私を象る
全てのものが

あなたを追ってる
あなたを見てる

あなたしか
欲していない

一緒にいても
あなたの"好き"全て
どこか、
信じられなくて
嘘を探してしまう…

見付からないだけ
"安心"しては
また探してしまうよ

あなたが全てを捨てて
傍に来てくれたら
本当に"安心"
出来るのだろうか…

そんな無理な話
答えなど出ないけど


離れていると
すぐに不安になって
疑って、
好きな気持ちが
独り歩きするんだ…

"信じたい"という
気持ちの反面
疑いは深まっていく

あなたが一時も離れず
傍にいてくれたら
こんな気持ち
抱かなくて済むのに

そんな無理な話
口に出来る訳ないね

こんな無理な話でも
叶えて欲しい…

素直になれなくて
強がりばかり
並べていたけど

あなたへは
飾らないでいられる
我儘に
振る舞ってしまう


あたしが
十の我儘を言えば
あなたは
十一叶えてやると
言ってくれた

こんなあたしでも
愛してくれるの?

あたしの
些細な我慢さえも
あなたは
吐き出すようにと
言ってくれた

ありのままの
あたしでもいいの?

愛するあなたに
愛されて…
ねぇ、あたし今
恐いほど幸せ