詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
あなたは彼から
私を奪った
私は彼女から
あなたを奪った
だから、ふたりして
不安なんでしょう
また誰かに
奪われてしまわないか
きっとそんな不安が
付き纏うでしょう
だから余計に
心配し合ってしまう…
あなたの嫉妬が
私は嬉しい
私の嫉妬から
あなたは安心する
本当は、不安なんて
欲しくないのにね
好きだから
落ち込むほど考えて…
ただ逢いたくなって
疑ったり信じたり
馬鹿みたいに
謝まり合ってしまう…
空回りでも
先走りでも
原点は、ふたりの
"好き"という気持ちに
違いないよね…
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恋に行き詰まったなら
"戻っておいで"と
貴方は言うでしょう
寂しいからって
貴方に甘えそうになる
悲しいからって
貴方に頼りそうになる
"誰よりも好きだよ"
貴方の言葉が
とても深く、重く
胸に響くんだ…
けれど、何度
転んでも
起き上がっていくと
決めた恋だから
あの日、貴方に告げた
最後の言葉を
武器にしていくよ…
"貴方を失ってでも
私はこの恋が欲しい"
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あたしのことで
いっぱい悩めばいい
君の世界を
あたしだけに
染めてしまえばいい
君が余所見など
出来ないぐらいに
もっと深く、あたしに
堕ちちゃえばいい
ねぇ見て…
あたしのことだけ
他のことなど
見ないで
考えないで
ねぇ来て…
あたしのとこだけ
他のひとなど
見ないで
考えないで
あたしにだけ
溺れて…
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現実味のない恋でも
君がいればいい
逆らう波しか
来ないなら
流されてしまっても
いいでしょう?
何もかも、事実には
違いないんだから
君が言う未来なんて
ほんの少し
足踏みすれば
簡単に変えられる
そうでしょう?
君がいない未来なら
行ったって
仕方がないだけ
見たくもない
悲しいに
決まっているから
ねぇ傍にいて
今日描いた未来でも
離れないで
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心配しないで
いつも君の事ばかり
想っているから
不安にさせたり
泣かせたりしない
あたしが
君を守るから
言葉は軽すぎて
気持ちさえ
うまく伝え切れない
だから…
傍にいよう
ふたりでいよう
心配なんかしないで
君への想いは
確かに、
あたしの胸の中
存在しているから…
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あたしはひとり
けれども
愛するのはふたり
都合の良い話
受け入れてくれた
胸の痛みは
ふたりに対するもの
"嘘は吐かない"
これが
あたしの選んだ道
あたしの心は
ふたつあるみたい
あなたも彼も
愛してる
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あたしの想いが
強いわけでもない
あなたの想いが
弱いわけでもない
ただ、あたしの想いと
同じ分だけ…
あなたにも
想って欲しいだけ
今は、まだ
想い出も何もない
ふたりだけど
これから
集めていきたいの
あなたとふたり
ひとつになって
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"別れない"と言った
あなたの横顔
疲れきっていた
傷付いていた
"彼と逢わないで"
と言う、
あなたの言葉も
沈黙が消した
過ちが色付いて
あなたとの別れさえ
望んだ…
確かに見えていた
未来を、私は
吹き消していた
あなたの選択は
"別れない"
私はまた、
"ふたりのあいだ"で
揺らめいている
けれど…
ふたりの涙で滲んだ
未来が少しは
見えているんだ
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遠回りや擦れ違い
繰り返して
やっと、今夜
一つになれたから
もぅ離れない
この夜に誓うよ…
飾らない、嘘のない
ふたりでいたい
どんな時も
いつまでも変わらずに
傍にいたいから…
ねぇ愛してる
この気持ちが
伝わっていますか…?
あなたからも
届けてくれますか…?
この夜から
やっと、ふたり一つ
歩き出せるね…
言葉になんて
できないぐらいに
ねぇ愛してる
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弄ばれて
傷付けられて
疲れた恋に
終わりを告げると
決めたのに…
あなたの毒牙に
かかったみたいに
動けない
離れられない
私が蝶々ならば
貴方は其れを
捕らえて離さない
蜘蛛の巣の様
いつか私の全てを
食い尽くすのでしょう
この身が
なくなるまで…