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ゆぅの部屋


[296] 沼の底
詩人:ゆぅ [投票][編集]

許せない夜が
あと幾つ
訪れるんだろう

不安で
泣きたくなる度
あなたに
守られたから

私 独りじゃ
きっと
抜け出せなくて

疑い混じりの瞳で
あなたを
見そうで怖い

それは まるで
底のない沼だから

堕ちるまで
私が
堕ちてしまって

あなたを
いつか 追い詰めて
失うのが怖い

もし あなたが
沼の底を
知っているなら

その時は
どうか 私を
救い出して

怯える私を
優しく
愛してあげて

2004/12/27 (Mon)

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