囲んだ柵の中あたしは身動きとれないあなたの棘に傷付いて"痛いよ"と泣いているのに気付かない背中は遠のくばかり振り向く素振りに期待をして呆然と眺めているだけあたしの声まるで届きそうにない囲んだ柵の外あなたは誰を探すのかなあたし以上に愛せる人探すのかな見付けるのかな"お前以外愛せない"なんて、言っていたのに
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