ホーム > 詩人の部屋 > 色彩の部屋 > blue & blank

色彩の部屋


[6] blue & blank
詩人:色彩 [投票][得票][編集]

晴れ

空白だらけの午後に

突き刺した目薬は涙の代わりか

囁きに温度を冷やされた冬

澄んだ青に浮かべ太陽

線路の先の故郷まで照らして

沈み込むような美しさ

脳内伝って

出て行って

落ちかける陽のスピードで

もとより空っぽの午後は


更に


空白だらけになった

どこまで行けど納得など出来ぬ

私の人生のように



2007/12/13 (Thu)

前頁] [色彩の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -