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大さんの部屋


[50] 雪が積もる頃
詩人:大さん [投票][編集]

寒い風の中 僕は歩く
吹き付ける風は
褪せている
渇いた心が
冷めていく

冬の空が 淡く光る
通り過ぎる街は
震えている
揺らいだ心が
沈んでいく

今年最後の雪が降り積もり
僕を凍りつかせる
君が側にいてくれたら
楽しく過ごせたかもね
ふわりと落ちて行く気持ちが
僕を苦しめる
君が側に(ここに)いてくれたら
明るく過ごせたかもね


冬が終わりを告げる頃
僕は歩き出す
寒空の中 君を追い求め
僕は歩き出す

寒い風の中 僕は歩く
吹き付ける風は
褪せている
冬の空が 淡く光る
通り過ぎる街は
震えている
君の心の中に 僕はいるの?
温もりを感じるには
伝えるしかない

今年最後の雪が降り積もり
僕を凍りつかせる
君が側にいてくれたら
楽しく過ごせたかもね
ふわりと落ちて行く気持ちが
僕を苦しめる
君が側に(ここに)いてくれたら
明るく過ごせたかもね



冬の鐘が終わりを告げる…
雪が降り続く君のいない夜…

2005/11/02 (Wed)

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