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中村 休落の部屋


[39] 桜咲くあすか
詩人:中村 休落 [投票][編集]

鳥は羽ばたいて、夢の中を羽ばたいて、君を失いたくなくて。
春はそばで夢を見ていたくて、いたずらに僕らは時をこの手の内に。
夢であっても、現実であっても、君を失ったことを気持ちの分、理解できず…。
理由はない、前を見てその有無を。鳥たちはさえずり、皆、飛び立って行く、
理由はない、君を失なったことを、空は赤かった。ただ、僕は一人でも夢を
意味づけて。 たくさんの渡り鳥たちは、僕らの上を通りぬけて行った。



2014/11/06 (Thu)

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