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中村 休落の部屋


[38] 紫の手紙
詩人:中村 休落 [投票][得票][編集]

花とは、君の様に風に揺れて、悲しみにくれる僕らは花風待ってた。
花の様に自然に喜び合うことを僕らは忘れていて、君を待ってた。
僕は思うよ、君は風月輪の中を跳ねて歩いて、幸せをつかんでほしいと。
あの少年と僕らはつながることができるはず、さぁ この手に愛と勇気を。
あの少女の痛みが君に見えるだろうか、いざ、万物の生命の力を…!
夕暮れは皆が望む休息のとき、怒りに満ちた皆の力が、その瞬間、僕らは
花を見た。偶然だろうか?花はあの子に才をあたえていた。怒りは善意に
変わった…。 花は言う、色とりどりではあるが君が見つけてくれなければ、
怒りは、他人を傷つけ、争いを生むだろう。皆の涙が、私たちの色どりの花なの
だと。愛と勇気、万物の生命の力よ!どうか私を、闇からすくい出して…!
人は言う、悲しみの裏では、必ず救おうとしている人間がいる、幸せとはそう、
そう言うものだと…。
感謝して生きてはどうだろうか?どんな怒りも善意に変わるような、そんな子
達を、僕は愛していると。愛していると…。 君に届け…!



2014/11/03 (Mon)

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