詩人:奈菜歌 | [投票][編集] |
窓を開けたら、甘くて、優しい匂いがした。
外はまだ雪が残っていた、
今頃あなたのところでは、満開に咲いているはず
でも私の所はまだつぼみも出ない。
同じ季節なのにまるで別の世界にいるみたい。
どこか切なくて、でも、なんとなく暖かい
毎日、あなたのことを想いならポストに手紙を出し
毎日、同じ時間に空を見上げ、あなたに届けと
話をかける私、ほのか髪をなでて行くあなたに
私は、独り言を言う、もしも私の背中に翼を
つけてくれるなら、今すぐあなたの所へ
もしもあなたが私を運んでくれるのなら
私はあなたに、愛をあげますと、、、
叶うはずのない夢を言いながら、私はいつも
運命の人を待っているのです。