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奈菜歌の部屋


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詩人:奈菜歌 [投票][編集]

 窓を開けたら、甘くて、優しい匂いがした。
 
 外はまだ雪が残っていた、

 今頃あなたのところでは、満開に咲いているはず

 でも私の所はまだつぼみも出ない。

 同じ季節なのにまるで別の世界にいるみたい。

 どこか切なくて、でも、なんとなく暖かい

 毎日、あなたのことを想いならポストに手紙を出し

 毎日、同じ時間に空を見上げ、あなたに届けと

 話をかける私、ほのか髪をなでて行くあなたに

 私は、独り言を言う、もしも私の背中に翼を

 つけてくれるなら、今すぐあなたの所へ

 もしもあなたが私を運んでくれるのなら

 私はあなたに、愛をあげますと、、、

 叶うはずのない夢を言いながら、私はいつも

 運命の人を待っているのです。 

2006/04/10 (Mon)

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