詩人:凜一 | [投票][編集] |
だいすきな君を
想うココロは
ただ
こんなにもまっすぐなのに
どうして
だいすきな君を
想うココロは
ただ
こんなにもぐちゃぐちゃに
汚れてしまうんだろう
だいすきな君を
想うコトが嬉しい
だいすきな君を
想うコトが怖い
ぼくん中だけで
君を汚したくないのに
ぼくん中だけで
君を汚したい
ひねくれもののぼくの
ぐちゃぐちゃの想いが
できれば
とても綺麗に
とてもまっすぐに
きみに届けばいい
わがままかもしれないけど
愛してる
君だけ
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あなたの前だと
なきむしになってしまう
あたしの
哀しいこと
嬉しいこと
ぜんぶぜんぶ
あなたから出てきてる
あなたの前だと
なきむしになってしまう
あたしの
ココロ
カラダ
ナミダ
ぜんぶぜんぶ
あなたのいいようになる
それが
いいこと
わるいこと
どっちかわからないけど
あたしがしあわせで
あなたがわらうなら
どっちでもいいよ
あたしの
ぜんぶぜんぶ
あなたでできている
世界中であたしだけ
あなたでできている
それだけで
しあわせ
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愛に保障なんかつかない
絆に意味なんてない
信じることなんかただの
つじつま合わせ
気持ちの置き場所を
都合よくつくりだしただけ
けれど
そうでもしなければ
形なき僕の
君への思いは
『愛してる』以外
どこに放り込めばいい
愛に保障なんかつかない
絆に意味なんてない
信じることなんかただの
つじつま合わせ
それでも欲しいんだ
愛が
絆が
つじつまが
裸じゃやりきれない
『好き』に
服を着せたいんだ
薄っぺらでも
寒くても
まっすぐ歩けるように
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言いつくせないよ
今までの愛の大きさ
君が言う
さよならの大きさ
あの頃は
ただこんなにも好きだって
どうにかして伝えたかった
今は
さよならと言われて
どれだけ傷ついたか
ぼくが可哀相な人間だって
どーにかして伝えたいんだ
こんな卑怯なぼくで
ごめんね
でも
残酷なきもちになるほど
君が好きだった
さよならはいやだよ
もっと
いい人間でいたいのに
どんどん汚くなっていくよ
さよならはいやだよ
いやだよ
離れていかないで
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ばかなふりをした
わかんないよ
それどーゆう意味
もう一回いって
やっぱ
もういわないで
ばかなふりをした
ねえ
あたしのこと
好きでしょう
だから
もういわないで
それでも
あなたはいうのね
ばかなあたしを
なだめるように
おいてけぼりにするのね
もういわないで
別れよう
なんて
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好きになるって
すげーみっともなくて
まっすぐ好きだと
まっすぐ言えなくて
気持ちだけは
とめどなく溢れるのに
いつか離れるコトを恐れては
我慢してしまって
抱きしめたくて
そっと手を伸ばすのに
甘ったれを認めるみたいで
君からの言葉を
いつも待ってて
素を愛してほしいのに
愛してほしいから
素でいられなくて
強がるけど本当は受け身で
君だけに解ってほしいのに
君だけに知られたくなくて
矛盾ばっかりの好きでも
受け止めてほしくて
それから
それから
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あなたは
とめどなく溢れてくるのね
何度も何度も
両手で押さえ付けては
閉じ込めるのに
それでも
溢れて邪魔をするのね
あなたなんか
もう忘れたはずなのにね
思い通りにいかない
そんな男だったから
離れたのにね
馬鹿な男だったのにね
それ以上にあたし
馬鹿な女だったけれど
あなたは
とめどなく溢れてくるのね
あたしが
今も好きなままよ
と
認めてしまって
そっと
泣くまで
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今苦しんでるあなたへ
もっと苦しんでほしい
もっと悩んでほしい
もっと疲れてほしい
もっと痛みに耐えてほしい
もっと傷ついてほしい
もっと笑ってほしい
もっと泣いてほしい
もっと怒ってほしい
もっと走ってほしい
もっと追いかけてほしい
もっと見上げてほしい
もっと見下ろしてほしい
もっと恋をしてほしい
もっと夢をみてほしい
もっと手をのばしてほしい
もっと
もっと
もっと生きてほしい
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さようなら
最後のことばは
とてもカラッポな音がした
たぐりよせた糸は
もう切れてしまっていて
切々と
絶望を告げていた
さようなら
去り行く君の背中に
ぽつりぽつり
呟いた
時計の針が動くような声に
寂しさが響かないように
君の
さようなら
と
つりあうように
カラッポに
カラッポに
さようなら
さようなら
ぽつりぽつり
何度も呟くけれど
君の様に響いてはくれない
僕の
さようなら
は
愛してるの音がする
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ばかばかしいことだって
自分でもよく知ってて
かなり夢見てるって
ちゃんとわかってて
汚いココロを
隠すみたいなことしか
言えなくて
自己嫌悪とか
苦しいことも山ほどあって
それでも
思わずにはいられない
君が好きだ