詩人:凜一 | [投票][編集] |
落ち込んだ時
背中をなでてあげる
大丈夫って言ってあげる
友達ならできるコトが
どうして
恋人になった途端
できなくなるんだろうね
あなたを抱きしめるの
いつから
あなたの為にじゃなく
自分の為になったんだろうね
あなたを支えたくてそばに居たはずだったのに
ワガママを言って
受けとめてもらって
受けとめてもらえなかったらまたワガママを言って
あたしは
あなたを大人にする為の道具じゃないのに
わかってるのに
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どうしようもないよ
スキも言えない
サヨナラも言えない
会いたいって一言も
これでもかってくらい
あたしを傷つけて
絶妙なタイミングで優しくするのはやめて
せっかくキライになれそうだったのに
せっかくサヨナラの決心ついたのに
ガマンしてガマンして
もうガマンするのやめようかなって思った瞬間に
与えられるモノが大きすぎるから
何万回キライになったって
何万回泣いたって
そのあと何万回でもあなたがスキにさせるから
どうしようもないよ
スキも言えない
サヨナラも言えない
会いたいって一言も
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夜に堕ちます
想えば想うほど
幾度でも
貴方への恋しさを映して
暗く濃く
空は更けていきます
貴方への愛しさを汲んで
遠く淡く
月が輝きます
叶わぬ願いと知っています
何もできないことを知る位なら
貴方の声すら知らないままでよかったと
幾ら流しても涙は枯れず
それでも出会ってしまったのだから
私はただ貴方の為に泣き
貴方の為に走るのです
明日も、明後日も
毎夜
貴方の心を探して彷徨う
毎夜
私の心は朧月夜
夜に堕ちます
想えば想うほど
幾度でも
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出会いの重さは別れと等しい
愛してると言う時
サヨナラと言う時
同じ分だけ心が疲れて
同じ分だけ心が温まる
溺れるときはどちらが水でどちらが弱いのだろう
先に愛してると言ったのはどっちで
先にサヨナラと言うのはどっち?
その時ふたりの涙は天秤にかけたらつりあうだろうか?
私の愛してるは
私のサヨナラとならつりあうけれど
あなたのそれとは
きっとつりあわない
傾いた天秤に
それでも溢れるくらい涙を注いで
きっと私のほうが
重い
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オークル系リキッドファンデーション
オレンジ系コンシーラー
トランスルーセントパウダー
ブラウンのアイシャドウ
スーパーブラックのアイライナー
ウォータープルーフのマスカラ
パールピンクのクリームチーク
ラズベリーレッドのグロス
ムスクの香り
あたしを造るモノ
あたしを隠すモノ
なくてはならないモノ
なんて
意味のないモノ
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飲酒とか
喫煙とか
セックスとか
何故モラルに反する事ばかり繰り返すのか
と問われたとき
他にすることなかったから
って
クダラナイ言い訳に聞こえて
実は真意だったりする
他にすることなかったから
って
ワケもなく空っぽな心に
一番しっくりハマる
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思わせ振りな台詞は私にだけ吐けばいいんです
その甘ったるい視線は私だけに向けてればいいんです
律儀に返すのは私へのメールだけでいいんです
子供みたいな悪戯は私だけにしてればいいんです
あなたに心乱されるのは私だけでいいんです
あなたには私しかいないんです
私だけ見てればいいんです
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「愛してる」って
大人のコトバだと思う
私は子供だから
まだ言えないけれど
それはただ単に
恥ずかしいからで
意味はちゃんと知ってるんだよ
「愛してる」って
大人のコトバだと思う
いつか
照れずに言える時が来るまで
ずっと
あなたのそばにいられたらいいなぁ