ホーム > 詩人の部屋 > 凜一の部屋 > 母へ

凜一の部屋


[100] 母へ
詩人:凜一 [投票][編集]

どうしてみんなと同じ様に出来ないの

そんなの
あたしが聞きたいよ


どうして無駄なことばかりするの

だって仕方ないじゃない


そんなことをして何になるっていうの

何にもならないって
あたしが一番よく知ってる


あなたは必死で探している

あたしを全て否定する為の言葉を


あたしは必死で探している

この無力な世界で生きる方法を


この灰色の世界で
生きていくには手持ち無沙汰すぎて

あたしは空になったココロを満たすように
いくつもの無駄なモノに手を伸ばすの


両手いっぱいに無駄なモノを抱えて
それでも足りないくらいなのに

あなたはいつも冷たく
「捨てなさい」と言う


ああ

いらないモノばかりだけど

これを捨ててしまったら

あたしは何で満たされればいいの


ガラクタばかり抱えているけれど

ほんの砂一粒でいいから

認めてほしいモノもあるのに

あたしはガラクタを抱き締めて泣く

それでもあなたは捨てなさいと言う


認めてよ

あたしが掻き集めたガラクタ達を


認めてよ

あたしというガラクタを

2004/09/11 (Sat)

前頁] [凜一の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -