詩人:凜一 | [投票][編集] |
小さな不安を
拭うコトもできず
ただ立ち止まっている
淡い恋
遅かれ早かれ
初恋の終わりはやってくる
あたしの想いは
きっと
このままいけば
あたしの中だけで
幕をおろすでしょう
ゆうべの涙を
なかったことにできるなら
あなたの「サヨナラ」
恐くないよと
胸を張って言えたなら
溢れる程の「大好き」を
この腕に抱えて
すぐにでも飛び込んでいけるのに
よわむし、よわむし
自分で自分を叱った
あの人の後ろ頭
目で追うだけが特技の
あんたはなんて
よわむしなんだろうね
よわむし、よわむし
あの人を想うと
涙が止まらない
あんたはなんて
よわむしなんだろうね
まっすぐな気持ちなら
誰にも負けないでしょう
戦え、よわむし
あの人のコト
ただまっすぐに見つめて
恐くないよと
ちゃんと言い聞かせて
後退りはもうやめて
まっすぐ歩きだそう
戦え、よわむし
終わりの幕は
自分でおろせ