詩人:りんくす | [投票][編集] |
不満やマイナス思考が集まって
シケた顔のS極には
やっぱ
シケた顔を助長するものばかり
集まっちゃう
ほんの些細な幸せを大切にして
にこにこ顔のN極には
何もなくても
自分で何かを生みだす
パワーが集まる
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わざわざ
席を立って
思い立って
急行から
かくえき停車に
乗換え
5分が
10分に
なるだけのこと
一定のリズム
心地よい揺れ
つかのま
有意義に過ごす
この
ひととき
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一つ一つ仕切られた
枠ごとに
年月を積み重ね
丁寧に彩りに染まった
きみのこころの
すてんどぐらす
暗い隙間に隠していたら
本来の輝きが
わからなくなる
陽の差す明るい場所に
出してみたら
きみのぴかり
彩りがふわり
透明に輝くから
ほらね?
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きみを待つ携帯が
つまんないって
ぼやいてるよ?
画面にきみの文字が
表示できなくて
つまんないんだって
きみの言葉が好きだから
開けばいつでも
更新したての新しい
きみの文字を
映していたいのに…
この頃
きみの言葉が減っちゃって
つまんないんだって
携帯って
持ち主に似るのかな?
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電車の扉が開いて
バイバイも言わずに
さっさと電車を
降りてしまう
いつものことだから
きっと振り向かず
さっさと階段を
上がっていっちゃうんだろう
でもなんだか
もっと話していたくて
わがまま言って
反対方向の途中まで
タダこねて
つき合わさせた
こんな日まで
振り返りもせずに
いっちゃうなんて…
電車にぽつんと座って
階段を裏側から
睨み付けてたら
涙は出ないから
ずっとそうしてた
そしたら…
階段の裾で揺れる影
くすくす笑いのきみ
見透かされた恥ずかしさに
私のおでこにプンプンマーク
だけど
その瞬間──
バカ野郎
なんて呟きながら
嬉しくて
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気懸りを残さず
あなたの生命を
亡き者にする為に
あなたのお目つけ役の
この私を
わざとイジメて遠ざけようと
企てる狼藉者め
許しませぬ
よって
今日のおやつは
抜きですぞ
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きみの背中にもたれてると
居心地よくて
ずっとそのまんまで
いたくなる
だけどたまに
ふっとかわされたりするたび
イタズラだと思って
きみにやつあたり
だけど
重かったのかな…
って考えてあげられてたのかな
私
お互いがちょうどいいって感じるポイント
見つけられるといいね