貴女を失ってから…
抜け殻と化した僕に
再び陽光を射してくれたのは…
携帯をツールに出逢った君達で…
僕に再び生きるエネルギーを注いでくれた…

貴女が愛してやまなかった
大切な仲間は…
僕までをも救ってくれたね…

人は…強く…儚く…
独りでは生きる術を持たない…

もしも、君らに孤独が襲い掛かったなら
恐れずに前を向いて…

君らが、愛してくれた、あの人も…
僕も隣で支えているから…

忘れるな…

どんな時も　君は

『独りじゃない…』

貴女の左手に　傷が絶えなくなったのは
いつからだっただろう……
白い肌に　刻まれた　傷跡…
僕の傷なんて　貴女の苦しみに比べたら
比べ物にならない位に　貴女の傷は深いのに
それでも　僕は貴女に　依存してばかりの毎日だった…

銀色に…妖艶に光りし刃は
貴女の白い　綺麗な肌を
真っ赤な鮮血に染め上げた…

『生きる為…』

貴女が僕に言った
“斬る事”の理由…

それが　例え生きる為だとしても
僕は、苦しいし…
悲しい…

大切な貴女が傷つくのは
耐えられない…

貴女が斬りたくなったら
代わりに僕に刃を突き立てて下さい…

血が見たくなったなら…
僕を斬り刻んで下さい…

それで　貴女の傷が減るならば

『本望』だから…

もう一度　僕の横で笑って欲しい…
もう一度　僕の傍で声を聴かせて欲しい…

貴女に望む　僕の願いは
ただの夢物語で…

ただの　我が儘にしか過ぎなくなってしまった…

もう一度　貴女と言葉を交わしたい…
もう一度　貴女と夢語り合いたい…

けれど　僕の他愛も無い望みは
ただの夢幻で終わってしまった…

最期に　願わせて下さい…

『貴女が今幸せであります様に…』

苦しい時　貴女の笑顔を思い出す…
挫けそうな時　貴女の言葉を思い出す…

貴女の笑顔は　僕に光りを示してくれて…
貴女の言葉は　僕に生きる勇気を注いでくれる…

貴女が居ない今　僕は闇にのまれ…
貴女を喪った今　僕は希望を見失う…

けれど　本当に貴女を喪う時は
僕の心の中から　貴女が居なくなった時なんだ…

逝きたい…

貴女の元へ…

今すぐに…

けれど　今貴女に会いに行ったら

追い返されそうだね…

『まだ早い…』

けど…僕は　逝きたいんだ

貴女の元へ…

けど…僕は　生きたいんだ

貴女の分も…

夢幻に　貴女を見た
傍へ行けても
貴女に触れられぬ
もどかしさ…

僕が見たのは
夢幻の中の貴女

声を掛けても
手を伸ばしても
届く事の無い
夢幻の中の貴女…

けど　嬉しかったよ…

夢でも　幻でも
貴女に一目逢えた事が
僕に潤いと
生きる希望を注いでくれた…

ありがとう…

貴女が…僕の前から
姿を消して…

今日で　『半年』

早いなぁ…

『半年』経っても…
僕は未だ、貴女を喪った悲しみから
抜け出せずに居る…

『僕だけじゃない』

分かってる…

けど、貴女が居ない現実で
時を刻むのは、こんなにも
苦痛だと言う事を
思い知る…

『もう半年…』

それとも…

『まだ半年…』

僕には、その答えを
導き出す術を持たない…

ただただ願うのは
貴女の安らかな
眠りだけ…

俺が　君の全てを
理解する事が出来ぬまま
迎えてしまった
永遠の別れ…

いつか貴女の
想いと苦しみを
心の底から
理解出来たなら
必ず君の居る世界へ
一刻も早く
飛んで行きたい…

貴女との　記憶は
時を刻むにつれて
記憶ではなく
過去となる

貴女を収めたアルバムは
沢山の思い出達で
犇めき合い
アルバムを開く度
哀しみが僕を苛める…

何時しか　この哀しみ
乗り越えて
貴女の思い出
全て　笑えます様に…

貴女は俺の　希望
貴女は皆の　道標

俺が道を踏み外しそうに
なったなら
いつも貴女が正しき道に
導いてくれた…

希望を喪った今…
俺は　生きる術を持たず

光りを喪った今…
俺は　前に進む余力を無くし

思考回路は『死』で
埋め尽くされる…

交錯する時の中で
俺は貴女無しに
一体　どれだけ
道を誤らずに進む事が
出来るだろう…

貴女　見守っていて下さい
僕が堕落しない様に…

天からそっと…