詩人:†沈黙のメシア† | [投票][編集] |
今 あなたのいない世界で流れる時は…
あなたとの記憶を
鮮明に思い出させる
あなたが僕に享受してくれた瞬間は…
今 僕が送る時の中で…
走馬灯のように…
過去をフラッシュバックする…
【現在〜イマ〜】と言う時を鮮明に思い出させる……
あぁ…あなたが…
【存在】では無く…
過去となり…
記憶の中からすらも居なくなってしまう事が……
怖くてたまらない…
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君が居なくなって…
俺の仲間が…命を絶った…
『これ以上苦しまなくていいからな…』
最後にお前から聞いたのは
現実とはかなり矛盾した
お前からの言葉…
お前が居なくなって…
俺の希望が…また一つ消えた…
『いつか、思い出に変わる日が来ると良いな…』
俺が希望を失う前に最後に考えた言葉…
失ってからじゃ…
何もかもが遅いんだよ…
俺にはもう何も残っていない…
一思いに飛び立つ前に…
廃人になった俺に…
最後の希望を注いでくれた
君達にお礼に行かなきゃな…
『ありがとう…
そして、さようなら…』
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貴方の大切なものは何ですか…
貴方が大切に思っているものは
本当に大切なものですか…
命よりも大切なもの…ある人…
手、叩いて…
自分の命が一番大切な人…
足、鳴らして…
それぞれが、それぞれの…
大切な、掛け替えの無いものを
守る為に…
必死扱いて、走ってる人がいる…
俺は…これから、失ってしまった
大切なもの探しの旅に
出る事にする…
探さないで下さい…
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君なしでは…
生きては行けなかった…
君なしでは…
前を見る事すら出来なかった…
君なしでは…
希望を見失っていた…
君なしでは…
何にも出来ない俺がいた…
俺にとって…
君は 失ってはいけない
存在だった…
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俺が…俺自身の平静を
保つ為…
周りに言い続けてきた
“ライアー”
『大丈夫ですか…』
そう聞く君に…
いつも大丈夫じゃない俺が居た…
そして…
『大丈夫…』
そう答える俺が居た…
これでまた…
君達に言った
“ライアー”が増えた…
君の質問に“答える”事は出来ても…
君の望みに“応える”事が出来無い俺で…
スイマセン…
そして…また、今日も連発する
俺の“ライアー”
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俺の心は何色か…
その答えを導き出す術は
俺には持たない…
君の心は何色か…
俺の心の中の君達は
眩しく輝きを放っている…
何時の日か…
俺の心は
真っ黒に染まり上がり…
何も受け入れる事無く…
一つ……
また、一つ…と、
心の闇を増長させていった…
この闇…永遠に晴れる事無く…
誰も受け入れる事無く…
闇の中にだけ
生き続け…
光りの在る処に…
滅び去る…
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俺がいる この世界は
全てが偽りで…
此処に棲む 住人達は
皆 仮面を付けて
自らの本性を 誰も明かさない…
誰かが 仮面を外し
君に笑いかけたなら
それは 偽りの笑顔…
そう…まるで ピエロの様さ…
道化と化した 俺の素顔は
誰も知りえない…
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命の尊さを…
もう一度考えて欲しい…
小さな動物から…
人間の様な エゴと欲の塊で出来た動物さえ
命があると言う事を…
食べる為に殺され…
生きる為に闘い…
暮らす為に獲る…
全ての命が 成り立つ上には
必ず 失われる尊い命が在ると言う事を…
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貴方に伝えられなかった
この想いを…
今 胸に秘めて
俺は 失ったものを探しに行く…
見つかるのか分からない
果てしない この旅に
ピリオドを打てるのは
貴方に伝えられなかった
この思いを一つ漏らす事無く
貴方に伝えられた時なんだ…
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貴方の部屋は…
貴方がこの部屋を去った時のままで…
いつでも貴方が戻ってきても良い様に…
いつもそのままにしてあるんだ…
アルバムを開くと
沢山の貴方の写真が犇めきあって…
そこに貴方が存在した確かな“証”が出来上がる…
入院してから…貴方が遺したビデオレター…
そのテープには貴方の姿も…
声も…笑顔も…
そして、貴方が存在した“証”が出来上がる…
貴方を喪った今…
貴方が存在した“証”を喪わまいと…
必死になってる俺がいて…
俺の二つと無い宝物…
今 貴方の笑顔に逢える
ただ一つの手段…
それが、同時に貴方が存在した“証”になる…