詩人:結希 | [投票][編集] |
貴方は今何してるでしょう?
貴方は私のことなど記憶にないのかも知れない
でも私はしっかり覚えてしまっていて…
記憶の鎖を自ら絡め、自らの首を締め続けている
どうにもならない鎖を
自分を
弱く、情けない自分を
貴方は受け入れてくれるでしょうか?
貴方は今
この世にいますか?
ただもう一度会いたい。
そんな願いが届く日はいつかあるのでしょうか…
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強いフリ
弱いフリ
可愛いフリ
無愛想なフリ
いろんな“フリ”をしてきたけれど確かにそこには
想いがあって…
真実などとは言えなくても
正直な気持ちがわからなくても
ただ一つわかることは
甘えん坊だったこと
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目を覚ませば
いつもの部屋の天井
少し日の光浴びて
オレンジ色に染まる
夜明けの色を忘れた
最近だけれど
夢の世界へ
飛び立てなくて
煮え切らないモヤモヤが
頭を何度も遮って
少しイラつく自分
ほら、またタバコに逃げてる
こんなことの繰り返しだけど
嬉しいことがありました
手を握ったら微笑んでくれた
あの眼差し
折れた翼ではばたこうと
頑張る姿に
元気貰って
“負けてられない”なんて勝手に気合い入れてみたり
そんな毎日が
当たり前が幸せで
気付けなくなることもあるけれど
僕は守っていきたい…
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いつも隣にいてくれて
いつも元気をくれて
いつも笑顔をくれた
そんな貴方がいてくれたから…
“誰でも良い”訳なくて
貴方だから“傍に居て欲しい”って思えた
希望ばかりを探し求めて
純粋な貴方を傷つけてしまった
ねぇ、神様がいるのなら
この罪の償いを私にさせて下さい
ワガママ放題言っても許してくれた
笑顔を見るのが恐くて
私は意地張ってばかりいて
“貴方自身”を見ていなかった
ねぇ、届いてる?
私の精一杯
ねぇ、伝わってる?
言葉などでは表せない大切なこと。。。
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1本のタバコ
ヘタクソな字で
“大好き”
こんなプレゼントを私は捨てられなくて
今でも自分のタバコと一緒にシガレットケースに入れてるの
なぜかしらね…?
想いまで捨ててしまうようで悲しくなるの
“さよなら”を交わしたのに…
未練はないはずなのに
煙と共に…
想いまで消えてしまうのは淋しくて。。。
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冷静に
遊んでる女の仮面
もっと知りたいって思ってくれたら…
それだけで嬉しいのに
泣きたい時には泣いていいよ
なんて優しい言葉
いい女になりきれたらいいのにね
貴方は何も言わずに唇噛んだ
仮面の中のアタシは泣く
仮面は笑う
素直になれたらどんなに楽だろう…
この想いを伝えられたら
バカな仮面をつけた笑顔のアタシ
今日もまた貴方に会いに行くの…
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たった一人の貴方
「傍にいるよ」と微笑んで
辛いはずなのに無理して
桜咲く頃
もしも貴方がいなければ
桜散る頃
私は一人
貴方はまだ笑っててくれますか…?
空から見る地上はどうですか?
もしもこの声届くなら
この子に聞かせてあげて欲しい…
「パパだよ」と…
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決意に迷いが入る
出した答えにダメだしする
何もかもいらなくなって捨てようとする
そぅしたら…矛盾
定まらなくて
そんな自分に腹たてて…
それでも定めたくて
むちゃくちゃな感情
無茶な欲望
大人ぶって
酒飲んで、タバコ吸って…
出勤する前に一呼吸
病んでるのかな…なんて自分に問い掛けて
そんな場合じゃない、働け…
なんて…ぐるぐる回る想いのうずが私を飲み込む…
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流した涙を…
もぅ一度胸に溜められるのなら
たった一言で解けた脆いリボン
思い出達とも今日でお別れ
“さよなら”は言わないで
リボンで結びましょう
輝いていた
銀色の指輪
リボンに通したら
灰色みたいね
貴方ならこんな時どうしてるのかしら…
私なら涙流して
指輪握り締めてしまうわ
悲しみ放り出せないから
確かに貴方は
いつも素っ気なかった
けれどそんな貴方が大好きだった…
その気持ちには嘘はないから
思い出達に“ありがとう”
それが私のお別れの言葉