詩人:メメントモリ | [投票][編集] |
何故
生きたいと望んだ
その瞬間から
死のカウントダウンが始まってしまうのだろう。
それが
自分でない事が悔しい。
大切な人を
抱きしめてあげたいと思ったのに・・・。
そんな結末
認めない。
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行きたいと
言った
生きたいと
言った
彼女は
逝った。
アタシは独りぼっちになった。
躯に口づけて
サヨウナラを詠おう。
君のために
アタシのために
明日のために
今日のために。
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意味の無い事なんか無いんだ
必ず何かに繋がっている。
生きていること自体が
繋がる事になるんだ
だって
こうして血は受け継がれる。
それが
望む望まざるに関わらず。
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殴られた痣は
熱をもって存在を示す。
眠れない夜を過ごす毎日は
鬱屈された理性を発散できぬ日々
一度甘いキャンディを口にしたら
あの味が忘れられなくなってしまう。
アタシは
戻りたいのか
否
進みたいのか
季節は巡るのに
アタシは此処に独りぽっち。
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如何しようともないと
薬を嚥下するアタシの姿は
さぞや滑稽でしょうね。
何処行くあても無く
噛み砕くは
苦い味。
いっそ
全人類滅びてしまえば
悩みなど無くなるのに。
など
幼稚な考えが
頭を過ぎった。