詩人:メメントモリ | [投票][編集] |
激しい突風を纏って
電車が通り抜ける瞬間
引き寄せられるように
意識が遠のく。
きっと
箱型の電波や
手に収まる形のものが運ぶ電波は
何も知らない
何も変わらない
「迷惑な人」
という
信号なのでしょうから。
詩人:メメントモリ | [投票][編集] |
優しさが痛い
自分が憎くて
優しくされても
それをかえして上げられなくて
背中合わせの温もりは
いつだって
気持ちを沈ませるんだ。
僕はもう
独りになりたい。
詩人:メメントモリ | [投票][編集] |
アタシがリストカットしたって
誰も気づかない
だって
笑ってるから
アタシがODしたって
誰も気づかない
だって
笑ってるから
アタシが死んだって
誰も気づかない
それでも世界は廻るから。
詩人:メメントモリ | [投票][編集] |
君が僕の事
どう思ってるか知らないけど。
僕は君がキライだ。
ずっと好きだった
ずっとずっと好きだった。
でも
今はキライだ。
君は汚い。
昔の君はもう居ないから
僕のほうから
終止符を打ってあげる。
変わってしまった君に
僕はもう
愛想笑いしか出来ないんだ。
愛してたのに。
好きだったのに。
だから
キライになったんだ。
僕のせいで
君のせいで
誰のせいでもなくて。
環境が
君を変えてしまったのかもしれない。
さよなら。
もう
君に合わせるのは
止めにするよ。
詩人:メメントモリ | [投票][編集] |
ゆらゆら揺られて
運ぶ白い
箱
無機質で
無遠慮で
無表情。
痛い所に
手をツッコんで
掻き回して
目を閉じたら
波に飲まれるよ。
気をつけて!なんて
叫び声は聞こえないふりで。
何時までアタシを運ぶつもり?
ガタゴトガタゴト。