詩人:ノリ | [投票][編集] |
散歩道で出会った
等身大の影は
淋しげな顔も背中も
幸せな今も未来も
この世界に無い色で映した
琵琶の木で小鳥が泣いて
倉庫の上で野良猫が笑って屋根の下で子供が怒られて
生きてる
空の上で飛行機が飛んで
雲を造った
時が刻んだ道しるべ
瞳の先に浮かんだ未来
瞳の裏に隠した涙
空からの日差しは
幾つものボク達を照らして
歩き出したその先に
影は無くて
ただ、後ろで付いてくる
振り向くと 影
見上げれば飛行機雲
時が示した 道しるべに
置いてかれない様に
心が今を叫んでる
振り返れば 影に迷って
見上げれば
ボク達と未来を繋ぐ
飛行機雲が流れてた