詩人:一口 | [投票][編集] |
この球体の隅っこはどこ?
時々
自分が
何処に居るかわからなくなる
そういうこともあるだろう
いつも
心を映すこの世界
めまいもすることもあるだろう
でも
心一つで何にでも変化する
目を閉じれば暗闇
光を思えば光が見える
見たくなければ何も見なくていいさ
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私の心はどこかへ行ったの
私の心を踊らせて
今はそんな気持ちを待ってるの
少なくとも今はそんな気持ちなの
少なくとも今私は寂しいの
あなたの声は私に光をくれる
あなたの音は私をキレイにする
そんなことを想う
夏の夜
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20年来こいつと付き合ってきた
時々
こいつは喧嘩を売ってくる
こいつの喧嘩は買うまいとしていた
こいつの話は聞かないようにしていた
でも
こいつに
それじゃ駄目だ
そうじゃないだろう
と言われているのに気付いた
気が付くのに
随分と時間がかかってしまった
だから
こいつとの喧嘩を
一生かけてすると決めた
そう腹を決めた
絶対に勝ってやるさ
この絶対は
人間がいつかは″死ぬ″と同じ
絶対だ
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思ったよりも
深手だったみたい
傷なんてみえないけれど
こうなると覚悟していたから
臆病風には吹かれなかったけれど
覚悟が足りなかったようだ
今は
胸の中で何かが頑張っていて
そいつが私の胸を破りそうだ
胸のそいつは私とは反対で
元気一杯に気ままに振る舞っている
おまじないでピンクのブレスレットをしてみた
でも、体が上手く動かせない
話すのが下手な私だから
声を出せなくても変わらないけれど
声も上手く出せない
とりあえず
しばらくは
深く深く
眠っていたいの
おやすみなさい
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人が恋をするのは素敵
恋する人を見てそう思った
私の恋は手を伸ばしても届かなかった
それでもさ
今はこんなにも嬉しい
私も恋することができる
それだけで心が満たされるよ
不安も一杯あるけれど
何とかなる気がする
ちょっとだけ
自分も好きになれたかな
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ふと何かに祈りたくなることがある
光が指す時間は
太陽にそのことを祈ってみるの
暗くて見えない時間は
星にそのことを祈ってみるの
何かにこの思いを受け止めてほしい
何をどうしたいってことじゃない
それだけ伝えたいものってあるみたい
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見えない壁
それはとても厚くて高いと知った
声にしたくて
声にならない声でもいいの
この胸の奥で言葉を殺すよりは…
もう曖昧な言葉と態度は要らない
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鼓動
きっとこの世で一番恐ろしいものだ
私の意思とは関係なく
規則正しくリズムを刻む
生きることを
死ぬことを
実感できる
たとえ
絶望しても止まりはしない
そして
教えてくれる
生きるも死ぬも自分次第
あなたは自由だ