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老女と口紅。の部屋


[105] 黒い太陽
詩人:老女と口紅。 [投票][編集]

小学校からの帰り道

脇道にそれ
しゃがみこむ

一人で帰るランドセル

みんなの背中を
追いかけた徒競走。



がむしゃらに

もがいても
 あがいても

追いつけなくて

息ができない‥




べったりと張り付く
あの感覚が

今も
僕をだめにする

のしかかる悪夢に
 押し潰されそうで

それが突然沸き上がる時
不意に目を固くつぶる

そして

黒い太陽が昇り
息ができない‥


息ができぬまま
生きをする

長い
トンネルへと

また
墜ちてゆく



そぅ

あの日
独りで帰る

ランドセルのように‥

2009/10/21 (Wed)

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