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杳子の部屋


[13] 欺瞞
詩人:杳子 [投票][編集]

欺瞞ついでに言い放った言葉さよなら
一寸先も見えないあなたの眼を人形のようだと褒めてあげた
幸い傘の骨はまだ大丈夫
突然の雨降りも楽しくなるわ
くるくる傘の柄回してみれば弾け飛ぶのは悪口雑言
みんな私の笑顔を怖いと言ったわ
傲慢だって罵るよりもそれは愉快なお笑い草よ
真っ白な外套で隠す真っ赤な恥も今の私にはお笑い草なの
死んで詫びる気なんてさらさらないわ
よく見てごらん
雪に変わって全てを覆い隠すの
おわかりかしら

2013/01/04 (Fri)

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