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杳子の部屋


[7] 計数化できない私
詩人:杳子 [投票][編集]

誰かにつけられた値段が
私の価値だって思ってた
ただ過ぎてゆく時間に
あなたを濡らしながら思ってた

いつかあなたが買ってくれたコート
もうボロボロで着れやしないわ
いつかあなたが言ってくれたような
私は今はどこにもいないの

私はコラージュ?
あふれ返りそうなその他を切って
いいえ 私が知ってる私はあなたじゃ計れないの!

あなたがつけた値段が
私の価値だって思ってた

いつかあなたが吐き捨てたセリフ
もう思い出したくもないわ
いつかあなたも分かるでしょう
私を決めない私が価値って

私はコラージュ?
あふれ返りそうなその他を切って
いいえ、私が知ってる私はいつもここにあるの!

感じてよ とても慎重に
私を切り貼りなんてしないで!

2012/09/19 (Wed)

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