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杳子の部屋


[8] 夜の行き先はない
詩人:杳子 [投票][編集]

何のための鶴嘴なの
壊れそうもない壁を狙って

私に日を見させるなんて
自惚れてるのは夜の方

崩れ崩れて崩れては
どうか屑れてくれますか
薄い雲の向こうが見たいの


何のための努力なの
届きそうもない私はもがいて

明日天気になれなんて
思えないのはカーテンのせい

醒まし醒まして醒ましては
どうか冷ましてくれますか
雲一つない夜空がいいの
冬の夜空がとてもいいの

明日が仮にこないならば
私は今日もがんばりますか

何のための我慢なの!
傷ついたって生きていたいの

2012/12/04 (Tue)

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