詩人:放浪ぷんすか | [投票][編集] |
今日の月は綺麗すぎて
見るのが怖かった
自然と流れる涙
自分の惨めさ
ただ何かに満たされていたいだけ
がむしゃらになって
愛して
傷つけて
欲しいモノはただ一つ
手に入ることはない
だけど
中身のない愛を
今日もまたサヨナラの後の涙
寒空の下で
この涙の行方
未来は何処に
ただ一人になりたくないだけ
全てを忘れて
大人はキライ
貴方はスキ
欲しいモノはただ一つ
貴方の全て
だけど
汚れていく過去
未来は何処に
明日は笑っているだろうか
未来は何処に
貴方を好きでいる自信がない
未来は何処に
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もう会わないと決意
掻き乱されるる理性
またしても失敗
サヨナラなんかしたくない
現在がずっと続けば…
たとえ一方通行だとしても
ただ一人の人を愛し
想いを貫いてるだけ
もしこの先貴方が私を忘れて
他の女を好きになっても
私は貴方の名前を叫び続ける
タイムリミットは一時間
いつものこと
サヨナラの後は少し切なくなるから
今この時間だけ私の全てを抱いていて
ねぇ、今ダレのこと考えてる?
もしこの先私が貴方を
忘れることがあるなら私達の現在は無かったことになるの?
ねぇ
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人を好きになる恐さ嬉しさ悲しさ
全て貴方が教えてくれた
私はまだ何も知らない人間だったから
だけど今はそんなの知りたくなかったと
貴方に会わなければと思ってる
貴方を好きにならなければ
こんな思いをしなくてすんだ
泣かなくてすんだ
そう思ってしまうほど
貴方が好きなんだと実感
今日もまた夜になったら
泣いてしまう気がして恐くなる
逢いたい…逢いたい…逢いたい…
そぅ叫ぶしかできない無力な自分
私は臆病だから
こんなコトすら乗り越えられない
貴方は言った
「いつか王子様が…」
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夜に現れる偽り王子
手をとり城の中へ
優しいキスも
触れるその指も
愛おしい言葉も
嘘だと分かっていた
朦朧とする意識の中
大事にしていたテディベアも
存在を失くして
手だけはずっと握りしめていた
なんでなんでが
続く一方
気持ちは此処まで
風はどこまでも
どうしてどうしてが
続く一方
王子は姫のもとへ
夜明けと帰って行く
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晴過ぎた日に
雲一つ無い空に
唾を飛ばした
あの人は今日も
鞄に付けた
お気に入りの飾りを
私に見せる
駅から見える
いつもの風景
思い出の詰まった
この風景
いつか貴方と2人で
並んで見たいと願ったの
大きな鞄
川に放り投げて
全てを0にして
step by step
前に進めたなら
貴方と2人
笑顔で会いたい
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一週間前に貴方と
半永久的別れをし
「片思いなんか所詮
こんなもん」
と思い知らされた
同じ刻を過ごし
笑い会えた日々を
懐かしく 愛おしく感じる
瞼の裏には貴方が
瞳に映るのは ただ
何も無い日々だけ
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まるで
時が止まったような
まるで
私が存在しないような
朝起きて
窓の外を見て
あぁ…生きてるんだ
そう思ってしまう自分は
変なのだろうか?
外の世界は一人一人の
「私だけの物語」を
今日も作っている
私は今日も
此処から外の世界を眺め
人々を羨むだけ
私もいつか
空を舞う鳥のように
自由を手に入れたら
「私だけの物語」を
作ることができるのだろう
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暖かい匂いの人
鞄の中にはいつも
孫にあげる飴がある
両手を出して「ちょうだい」
金色のキラキラした
飴をくれるんだ
泣いたらすぐに
駆け寄って来てくれた
寝る時にはきまって
子守唄を口ずさむ
まだ貴女の温もりが必要
また貴女の笑顔が見たい
頭撫でるその皺くちゃの手
また繋ぎたい
また言って
「会いたかったわ」
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寂しくて眠れない
会いたいから眠らない
夢で会ったとしても
良い夢だという保証はない
不安だから眠れない
悲しいから眠らない
まだ想像で幸せを描いてる方が良いじゃないか
だけど だんだん
眠くなってきた
夢の中の貴方はきっと…
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気持ちを紛らす為
他の人と
貴方を諦める為
他の人と
それでも止まない気持ちは
何処へ行く事もなく
ここで一人待ってるの
ねぇ
貴方に伝える台詞が見つからない