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紙一重の部屋  〜 新着順表示 〜


[220] 
詩人:紙一重 [投票][編集]

足りないものはわからない、ただ不安

夜が明けてしまうのに満たされていない、焦燥


私の今日はこれでよかった?

「そうだよ、これでいいんだよ。」

そう言ってくれる誰か一人
いてくれたら

わたし いきていける

2010/12/09 (Thu)

[219] 安心して。
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見下ろす無表情も
奥歯を噛み締める横顔も

最初はむかついてた

頑固さは超級クラスで
瞳の奥には深い深い闇

感情は真剣さと怒りの二択

でも
何も言わずにかばってくれた

角ばったフォルム

背中がちょっとだけ
寂しそうに感じる


あなたの全てはわからない

でも大事なところはわかってるつもり


背中側は守ってあげるから、

そんな力入れないで

安心して。


2010/11/27 (Sat)

[218] 凍結
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あの頃の君は
いなくなったわけじゃないけど
もうほとんど見えないね

濃いメイクは好きじゃない
サングラスも好きじゃない

無邪気な君が好きだった
仲間思いの君が好きだった


好きなままでは
いられない

嫌いにも
なりきれない


割り切れない

耐えられない

だからこのままで
凍結させるの


 さよなら 」」





でも




待ってるよ
本当は


君が解凍しに来てくれるの

待ってる。

2010/11/24 (Wed)

[217] 行ってきます。
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おもいつめるのはもうやめた

偽りの優しさもやめた

生身をさらすのは
慣れてないから
どうしても体が震える

これからいちかばちかの
勝負にでてくるよ



もし明日
傷ついて地面に転がってるあたしを
見かけたら

どうか抱きしめて


2010/11/21 (Sun)

[216] 宝物
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大事にね
大事にしてあげて

いつも温かい笑顔と愛情を注いでね

風が吹いたら遮ってあげてね

雨に濡れたら乾かしてあげてね

おなかがすいたら
たくさん、ご飯をあげてね

大事にね
大事にしてあげて

2010/11/15 (Mon)

[215] 僕のアイドル
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こんなにいい曲だけど
一曲リピート
いつかは聞き飽きること 知ってる


こんなに好きな君だけど 永遠じゃない
わかってる


時が流れる限り
幸せは同じ場所にない


周りが変わり
自分も変わる

だからこそ
今は目を
閉じて君の
歌声に
ゆられていたいよ

2010/11/10 (Wed)

[214] ある彼女の話
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彼女は悩むと夜更かしするくせがあった

彼女は自由奔放に見られることを好んだ
しかし心の中では人一倍臆病だった

自分を縛るものに対しては
とても敏感であり
悩み、相談し、時に怯えながら反抗した。

自分では人一倍心を縛っていたが
それには気づいていなかった

そういえば彼女の詩には
自由をテーマにしたものが多かった

小学校の文集では好きな言葉に
「自由」と書いていた

高校の授業で自を二つつかった熟語を聞かれて
最初に思い付いたのが
「自由自在」

そう、彼女は気づいていなかったけれど

ずっと前から
彼女は不自由だった

だからこそ、
自由を求めた。

2010/11/02 (Tue)

[213] 水の中で弱っている
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ごめん
着信あったのに

メール遅くなって
ごめん

いつのまにか
メールを返す行為が
自分にとってとても億劫で
ハードルの高いものに
なってる

そのくせずっと
気にはなってる


泣きたいなら
泣ければいいけど

夜が淋しくても
いくら淋しくても

満足するために
今日は沢山行動したはず
でも完璧でないと
満たされない

いや、完璧でも多分
満たされない

だからずっと苦しい

2010/11/01 (Mon)

[212] 同期
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新しいスーツ
みんなでとった写真
笑顔で手を振った改札口

それぞれの場所で
それぞれの生活

離れ離れになるけれど

澄んだ目
熱い気持ち
素直な笑顔

どうか変わらないで
染まらないで

傷つきやすい心
どうか折れないで

交わした約束、忘れないで

私、ここでがんばるから
君もがんばってね

また会おう

また絶対会おう!


2010/10/27 (Wed)

[211] 母校
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世界が突如暗くなって
座り込んで泣いてた

それまでずんずん進んでたのに
どこへいけばいいか
急にわからなくなった

後ろにぼおっと明かりが見えた

温かくほほえんでた
おかあさんみたいに

そこにずっとあなたはいたのに

前ばかり見ててわたし きづけなかった

ほんとは弱かったのに

守られてたから
歩けてたのに

2010/10/23 (Sat)
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