詩人:紙一重 | [投票][編集] |
意思が弱くて
飽きっぽくて
めんどくさがりやで
ミーハーで
すぐ現実逃避して
自分が嫌いになって
また現実から逃げてしまう
ダメだってわかってるんだよ
このループから早くぬけださなくちゃ
自分を好きになるために
一時の幸せじゃなくて
続いてる幸せのために
夢の世界に背を向けてリアル目がけて
走り出そうぜ
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一定の距離を保つ
選択肢は攻撃のみ
もう二度と傷つきたくないから
無理 してる
距離をとったり
攻撃したり
ほんとはとても苦手なんだ
なんで
自然に
生きられないんだろう
無防備に
笑えないんだろう
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このイライラの正体
うまく言語化
できないみたい
嫌だけど
嫌いな所ばかりではないから
素敵な所もあるから
今日はむっとしても
たぶんまた
明日は笑ってる
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要るものはとりあえず運んだ
がらくたの残る部屋
教科書ノートルーズリーフプリント
冊子雑誌マンガ
写真
あとは行き場のない細々としたもの
ノートに落書き沢山書いてら
捨てられねぇんだ
簡単に
だってあの頃なんて
今や普通に思い出せない
ただ今より一生懸命でそのままで
生きてた気がする
落ち込みはしても
幸せかどうかなんて
多分考えなかった
残ったのはがらくたのかたちした
大切な想い出
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そのカバン
もっとコンパクトにならないんですか?
特急の窓から夜を見る
明りが飛んでく
年をのぼる
昔はできなかったことが
できるようになって
世界がどんどん広がってる
でもこわい
金が増えて
知り合いが増えて
速度が速くなって
荷物が多くなって
責任が重くなる
ガラスの窓に自分が映る
一瞬先はいつも濃紺
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わかりやすい
世界にあこがれていたのかも
しれない
ライトがあたってたあの場所は
とてもキラキラしていた
現実は進めば進む程
複雑さは増し
あの場所への距離が
遠くなってく
華やかに見えた
簡単そうに見えた
自分にも手が届きそうな気がしてた
ライトを浴びてたあの人は
どんな崖を登った?
どんな海を渡った?
裏側なんて微塵も見せずに
あの人は輝いてた
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メンソールの風がふいてるから
ひりひりしてるけど
気にせずいこう
意地っ張り上等
君から来るまでは
メール送らないんだ
でもね、勘違いしないで
少しの好きなら
とっくに送ってるよ
すごくの好きって
大変ね
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どんなにがんばっても
叶わないことはある
自分より数段上
いや数十段上のすごさを
目の当たりにした
自分なんて無力だ
この世界ん中で
蟻ほどにちっぽけさ
わかってる
そんなことわかってる
それでもなんとか
自分が生きた証拠を残したい
爪痕ひとつでもいい
残したいから
だからあがいてんだ
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夜11時
見上げた空がでかくて
ああ、大丈夫だ
って思った
生まれ育ったこの土地を離れても
産み育ててくれた親と離れても
同じなんだ。
空でつながってる
いつでも戻ってこれる
紺色の空に白い雲が
沢山ういてた
星なんて見えなかったけど
ずっと見上げていたかった