詩人:紙一重 | [投票][得票][編集] |
ほんとは気持ちは決まってるんだろ?
迷ってる時点で80%は決まってる
心の奥底の、叫び。
色んなしがらみ
表面の華やかさ
派手な奴等に隠れて
押さえつけられて
今まで目立たなかった
出てこれなかった
でもこいつこそが
私を動かすべきである
遠慮してないで出てこい!!!
私はあんたが見たい
あんたの叫びが聞きたい
目を閉じて耳を済ました
「…こっちに行きたい」
あんたのかすかな声が聞こえた。
遠慮がちだったあんたがやっと
意見を言った
「踏み出したい、でも…」
優しいあんたは
他のやつらの事を考えて口ごもった
大丈夫、あんたが案ずることはない
他のやつらは私が納得させるから
私が大事にしたいのはあんただって
やっと気付けたから
出ておいで、一緒にあるこう
あんたを肩にのせて
私はその方向に足を踏み出した