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紙一重の部屋


[211] 母校
詩人:紙一重 [投票][編集]

世界が突如暗くなって
座り込んで泣いてた

それまでずんずん進んでたのに
どこへいけばいいか
急にわからなくなった

後ろにぼおっと明かりが見えた

温かくほほえんでた
おかあさんみたいに

そこにずっとあなたはいたのに

前ばかり見ててわたし きづけなかった

ほんとは弱かったのに

守られてたから
歩けてたのに

2010/10/23 (Sat)

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