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紙一重の部屋


[251] またたちあがる
詩人:紙一重 [投票][得票][編集]

雷鳴がとどろき
引き裂かれた親と子

苦しみ
はいずり回った
大地に残る爪跡


それでも握りこぶしには
まだ力がこもっている


踏み潰された草は
また立ち上がり

復活のさけびをあげる

2011/03/25 (Fri)

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