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紙一重の部屋


[252] 未輝
詩人:紙一重 [投票][得票][編集]

やっとわかった
定期的に私の涙が出る理由が

元栓を絶たない限り
この涙は流れつづけるだろう


嘲笑がこわかった
振り返ってくる人の
視線に怯えてた

自信がなくて
劣等感だらけだった
不安を必死で隠して
目立たないようにした

一番無難な道しか歩かなかった
私なんて無理だと思ってたから

失うものなんて
考えてみれば何もなかったのに

こんなに若造なのに
完全な守りに入ってた

でも守りに入るほど
辛くなった


だって
本当は





(かがやきたかったんだ)


2011/03/27 (Sun)

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