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紙一重の部屋


[91] ふられる、ということ
詩人:紙一重 [投票][得票][編集]

今までの世界が
急に一日で180度かわった

自分の周りが全て変わったような

でも本当は、自分の周りが変わったんじゃなくて
自分の感じ方なんだけど

楽しい思い出も辛く悲しくて

どこへ行っても
そんなものがごろごろしてる。


携帯の目覚ましアラームが鳴った
一緒に見た映画の主題歌だった


朝飲もうとしたコーンスープ
そういえば君が好きなスープもコーンスープ

君が好きだった洋服

君がくれたピアス


通販雑誌をパラパラ見てたらミニ東京タワー
ご丁寧にクリスマスのイベントまで再現だってさ


学校の奴のデスクにまだ私の落書きが貼られてた
一年前に書いたやつ

それでさすがに泣きそうになった

一年弱なのに
思い出が多過ぎる



二人が好きだった曲も

お笑いコンビのネタも

聞く度に君を思い出す


デジカメの映像も

この携帯に入ってるメールも

全部


昨日までは愛しかったものが
今日からは哀しい思い出

2007/11/12 (Mon)

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