詩人:あかつき | [投票][編集] |
月がお日さまに照らされて
暗い夜空で輝けるように
独りじゃ何もできないと
暗い夜空の下でふさいだ
幸せのためへの方程式
キミがいてボクがいる
それだけで嬉しい
うなされて目が覚めたら
キミが笑ってた
ボクも笑ってた
つよがってみても
いつわってみても
ボクはボクでしかないんだ
独りになってみて
不安定な自分を見つけた
キミがいてボクがいる
なんて素晴らしい
幸せも不幸せも
背中合わせだと知らされる
淋しくて、淋しくて
目を閉じてみた
どしゃぶりの雨の中で
キミが笑ってた
ボクも笑ってた
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偽善だってさぁ
茶番だってさぁ
後ろ指さされた
冷ややかな視線
序でのボランティア
別に使命感などねぇ
今僕がしている事は
善or悪?
カタチはどうであれ
救われている人がいる
キモチはどうであれ
それは正義じゃないの
すぐ野次を飛ばしたがる
あいつらひねくれ疑善者
体裁やら面子にこだわる
資本主義で利己的な人種
他人の為だろうと
たとえ自分の為であろうと
身を削ろうと
見返りがあろうと
胸を張ればいい
それは正義だと
偽善なんかじゃねぇ
詭辯なんかじゃねぇ
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流れゆく風景を見つめて
過ぎていく日々を責めても悔やんでも変わらない
流れゆく風景を見つめて
惰性に任せて今日もなにかを失くした
流れゆく風景を見つめて
小さな心をすり減らしながらこのままどこへ行く?
きれいな思い出
汚れた手じゃ触れた瞬間に色褪せてしまう
教えて、いつになったら許し合えるのでしょう?
ずっと責め続けるの?
なにもかもを諦めるの?
喘ぎ、身悶え、声枯らし
人生は禊ぎ
分かっているのに許せないまま
小さな心の小さな刺は抜けないまま
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ひとりきり見上げた空は果てなく深く
喘ぐようにきみを映し出す月を探した
遠すぎる距離についたためいきは深く
静まった部屋にきみの笑い声を探した
どこにいてなにをしていてもきみのこと思い出すんだ
きまぐれ天使
あまえてはすぐ背を向ける
でもそんなきみが愛しくてしょうがないよ
いたずら天使
まぬけなこころを弄ぶ
その無邪気な笑顔に逢いたくてしょうがないんだ
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曇り空を抜けるような歓喜の中で高く高く掲げた拳
長い長い暗やみを必死に走った汗にしずんだ涙
産まれも育ちも血も目の色も総てに言い訳なんかない
胸に光るのは何色?
取り敢えず君にありがとう
例え何色だとしても眩しいのはその笑顔
欲しかった色は何色?
取り敢えず君にお疲れさま
何より眩しく光るのは澄んだその眼差し
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何があったか知らないがその腕の傷なんなんだ
知らないふりしたいけどあからさまに目立ちすぎよ
自分で全部かかえてるフリが巧くなってきたね
心の中じゃいつだって他人のせいにしてるくせに
誰にも解らないよなんて自棄になって鬱がないで
みんな別々の固体なんだからしょうがないじゃん
あなたの人生の陰なんて1oも知らないよ
だけどもあなただって僕の陰は知らないでしょ?
──死ねるのならその人生派手に消費しませんか?
死にたいくらい暗い青春
逃げたいくらい暗い過去
引きずって引きつった笑顔
最期に笑っていれば笑者
一度くらい大輪の花火
二度とない儚きいのち
打ち上げて抱き合った笑顔
笑って死ねるのなら笑者
何を先ず捨てるの?
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紺青の空じっと見上げて
翼広げはばたいてみた
いつのまにか張られてた
有刺鉄線が鋭く刺さる
切望は絶望に
憧れは羨みに
辻褄を合わすようにそっとすり変わり
誰のせいでもないのに
誰かのせいにしたくて
目の前ではばたいた鳥を射ち堕とす
あんな空に興味はないと強がってみる…
今でも未練がましく見上げているのはあんな空…
未だ諦めきれないなら真っ赤に滴る血を拭うべきだろ
どんな巧みな罠にはまったって見当違いの八つ当たりなんてもういいよ
手放せない物なら傷だらけの翼はばたかせるべきだろ
どんな汚い手に捕まったって翔んでいかなきゃいけない場所があるんだ
あの空に…
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いつか見た青空は
いったいどんなだっけ?
君は笑ってたっけ?
木枯らしは冷たく
思い出を吹き飛ばすよう
思わず独り立ち止まる
花咲く季節
待ち侘びる季節
迷子みたいに空を見上げる
時代はさりげなく
期待はせつなく
そっと時を刻む
行く先は霞み
後ろは暗やみ
それでも今日も
なんとか生きてる
またいつか君に
逢う日を思えば
僕は幸せです
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紺碧の空へと消えていく
ピカピカの飛行機
眩しいのは
太陽のせいじゃない
きっとおまえの決意のせい
不安と期待を
天秤に掛けたら
どっちが重い?
旅立つ背中に
問い掛けてみた
答えなんてきっと
決まっているだろ
大きな翼をとじて
大事なものを守る奴
大きく翼をひろげ
大事なものに向かう奴
一人一人にそれぞれ
大事なものがあるから
一人一人にそれぞれ
フライトの瞬間がある
旅路は一つじゃない
人生は一人じゃない
どこかで偶然また
交わるでしょう
『迷わず行けよ
行けば解るさ』
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思い出の片隅に浮かぶ人はいますか?
何気ない日常に映る人はいませんか?
網の目のような人生
出逢いも別れもいろいろ
誰にも侵せぬ領域
心の住人
責めても嘆いても憑いてくるあなたの幻影
逃げるように怯えるように自分を否定した夜
別れて今もなお繋がってる記憶の欠片
私が私でいられる軌跡の欠片
後悔も未練も悲哀も名残惜しさもない今は
このままあなたと共に生きよう……