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あかつきの部屋  〜 投稿順表示 〜


[225] ともに生きてきた記憶
詩人:あかつき [投票][編集]


時間も距離も飛び越えて分かり合える

そんな瞬間おまえは信じられるかい?

俺は信じているよ

理屈のない連帯感

理由の要らない共通項

何十年先だろうと今と同じように笑うよ


ともに生きてきた記憶

未来を照らしてる

強がりも馴れ合いも俺とおまえには関係ない

始まりを懐かしむより

終わりを嘆くより

あるがまま向き合いましょ

2008/05/28 (Wed)

[226] きみだけは傷つけたくない
詩人:あかつき [投票][編集]


いつから…どこから…想いは生まれた?

そんなこと今さらどうだっていい


「なにかを犠牲にしてでもいいからきみがほしい」

なぜなんだろう

そんなふうに思えないんだ


きみだけはどうしても傷つけられない

きみだけが幸せならぼくはかまわない

心からほしかったものは実はきみじゃなく

心から笑ったときのきみの笑顔だったんだ



きみが月ならぼくは夜に咲く花となろう

きみが花ならぼくはきみを描き続けよう

繋がることない関係

それでも良かった

愛より深く恋より熱い想い胸に秘め…

2008/06/01 (Sun)

[227] きみをつれて
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夜空の何億光年さきでひときわ輝いてる星

そこには僕らが笑えるような場所はありますか?


驚くほど純粋で恐いくらい残酷な本能が闇を突き抜けて光る


向けてはいけない人に向いた想い

手を伸ばせば届くのに掴んではいけない

この距離感がぬるい痛みを産むんだ───


もっと遠く、ただ遠くへ

名もない星まで君を連れて


もっと遠く、ただ遠くまで

許されなくても

この手を繋いでどこまでも堕ちていきたい


その先になにもなくても

その先に誰もいなくてもかまわない

君がいればいい

2008/06/10 (Tue)

[229] 束縛
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小さな想いは大きな愛に変わりふたりを彩る

「ずっとあなたが好きでした」

愛しさをぶつけた夏の日

身体の中でときめきが激しく瞬いた夏の日

ただ一緒にこの手を繋いでいるだけで良かったんだ



小さな想いは大きなエゴに変わりあなたを縛る

「いつもわたしを見てくれている?」

賤しさに揺らいだ冬の灯

眩しい毎日に翳りが見え隠れしだした冬の灯

ずっと一緒にこの手を繋いでいられると思っていた



恐くなる

いつの日にかあなたがいなくなること

強くなる

どこまでもあなたを繋いだ独占欲

ふたりだけの世界へあなたを閉じ込めていたい

小さな想いは大きなエゴに変わりわたしを汚す

2008/07/20 (Sun)

[232] いつかまた
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出会いなんて偶然
数え上げればきりがない

運命だなんて都合良く
括ったりしないよ


何か意味があってここまで
僕たちこれたんでしょう

これからも意味があるなら
途切れたりなんかしないよ


いつかまた笑顔で逢おう
約束なんてしてないけど

誰だよなんて茶化しながら
きっとまた笑顔で逢おう

2008/08/01 (Fri)

[233] 『GREEN FIELD』
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あいつの汗の軌跡に

ひとつぶ自信が光る


あいつの涙の理由に

強い決意が輝いてる



経験は違う

立場も違う

宿命も違う

言葉も違う

それでも

同じものを目指すなら

僕達は同志です



眩しい空の下

目を塞がないで歩こうよ

一緒に見たい景色が

今ここに広がってるから

2008/08/02 (Sat)

[234] 涙の雨
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傲慢な欲望かかげ
革命だ進化だと
色めきだって


生き急ぎ心を忘れて
大事なものたちを
傷つけてたんだ


月はどんより澱み
森はゆらゆら揺れて
ただ静かに隣にいて


見境のない欲望
見違えるような故郷
灰色の道はまだ伸びてく

限られた涙に気づかぬふり
残らず使い果たしてしまう





鳥は翼をしまい
花はそっと色褪せて
ただ静かに後にいて


生まれた場所にはたえず
知らない足跡がいっぱい
あの日の面影はまるでない


まだ見ぬ愛しい笑顔に
どんな景色をかかえて
逢いにいけばいい?


涙の雨はやみそうもない

2008/08/02 (Sat)

[235] 離れることで始まっていく
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まるで朝焼けに映える鳥のような
眩しい君の背中を見送る

寂しいとかそんなことじゃないんだ

ただありがとうって呟いてみたら
いつもの夜明けが少し変わったよ


まだ終わりじゃない
たった今から始まっていくんだ
泣かないでいいよ

産声を上げたその瞬間から巡り続ける人生
その果てなき道の上で君と僕は出逢ったんだ



またいつの日か手を繋ごう
だから今ここは笑顔で手を振ろう

離れることは終わりじゃないんだよ

笑顔でまた逢おう

いつの日か…

いつの日か…

2008/08/06 (Wed)

[236] 祈り
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涙で濡れた頬に

そっと手を添えた



不安に震えた手を

ぎゅっと握りしめた



分かり合えない恋に掠れた

涙声を聞いていた





いつでも慰めてあげる

いつでも傍にいてあげる

なんて言えないけど

ずっと変わらぬ想い…





いつの日か必ず出逢う

誰かのために

いつでも

ほほ笑んでいられるよう

祈るよ…

2008/08/08 (Fri)

[237] MYSELF
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社会情勢に揺られるドス黒い人の影

あまい蜜を探している路地の蟻みたい。



出る杭を打ちのめして均等に並ぶ街

狭い世界で競い合う井戸の蛙みたい。





戦う理由までおんなじものを背負い込んじゃって

抗う勇気を見失った僕たちはどこへ行くの?





ホントに大事な事は潔く従う事か…

ホントにステキな人はいつでも笑うだけの人か…

2008/08/08 (Fri)
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