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あかつきの部屋  〜 新着順表示 〜


[203] バイバイ。
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バイバイをしてすぐポケットの中に君を探す

なん辺こんな見苦しい失態くり返す?


体中が憶えているんだ

君が必要だって…





バイバイなんて言っといて心の隙間埋めるように

ちょっかい出して女々しい後悔くり返す


今更思い知らされてるんだ

君に依存してたって…





夜中打ち建てた誓いは

明け方に根元から折れて

ポケットには煙草…

2008/05/18 (Sun)

[202] 玉響 -たまゆら-
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何も分かり合えないと誰も信じないで鬱ぐ

広く冷たいベッドのなか枕を抱いて眠る


もう少し器用に生きられたら悲しみどれだけ減るかな

もっとじょうずに心のドアひらけたらいいのになぁ


目には見えないこの想いを

手では触れないこの想いを

ただあなたに知ってほしいんだ


言葉の向こう側で微かに不器用な音色奏でているよ

誰もは入れないこの心の合鍵をそっとあなたにあげる

鈍く響くこの想いをあなたにだけ聞いてほしい

2008/05/18 (Sun)

[200] 虚空
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明け方目覚め
ふと思い出す

行きつけの店
見慣れた仲間

馬鹿なほど騒いでた
そんな日が懐かしい…



あぁ独りきり
この広い世界の中

あぁ独り言
この狭い部屋の中

あぁ私だけ
置いてかれてるみたい

もうあの頃に
戻れないのは解ってる



なにかが壊れる
笑顔と一緒に

なにかが崩れる
涙と一緒に

2007/07/19 (Thu)

[199] The Ninth Peace
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昨日小さな島国で産声上げた小さな生命

いつかどこかの戦場で悲鳴を上げているかも

涙で育てた花なんか送らないで

犠牲を含んだ平和なんかいらないよ


昨日小さな島国で産声上げた小さな生命

いつか僕らはその命
踏み越え笑えるのかな?

ちょっとばかりのやすらぎ欲しさにやつら

生け贄をせっせと拵える



平和のために立ち上がれなんて英雄気取りの思想

争いは争いしか生み出さないはずだろ


命が尽きるまで突き進めなんて時代錯誤な指導

僕らに必要なのは力でも見栄でもない

平和へ導く【9】

2008/05/18 (Sun)

[198] やすらぎの光
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一番星の帰り道

歌を口ずさんで

少しだけ寄り道

幸せ踏み締めて


「ただいま」ってドアを開ければ「おかえり」の笑顔


ぬくもりの淡い光

柔らかいピンク色



あの日キミが呟いたありふれた夢

指切りの代わりに抱きしめた約束


やすらぎの淡い光

暖かいオレンジ色

季節が吹き抜けても

消えないように

絶えないように


あの時のあの約束

微かだけど確かに

一歩ずつ今も進行中

形を変え色を変えて

輝いているよ

2008/05/18 (Sun)

[196] ニクシミアイ
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愛は裏切りを産み‥

愛は哀しみを産み‥

愛は憎しみを産む‥‥



繋いでいた手と手が離れた瞬間に胸の最下層で

マグマにも似たような熱い感情が吹き出し始めたんだ

愛しく見えていた要素

それが全部憎らしく思えてなんか笑えたんだ

笑えたんだよ



陰と陽、愛情と憎悪
裏表一体のコイン

ふっとした切っ掛けでいとも簡単に変わる

背中合わせなんだ
ニクシミアイのスイッチ

単純な仕組みなんだ
ニクシミアイのシステム





‥さっき君と繋いだ手で今は君の首を絞めてる‥

2008/05/18 (Sun)

[195] ライアー
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I'm liar‥liar‥

朔の夜更けに愛を囁きながらナイフを研いだ‥


軽いノリで迂闊に口にした

あなたのためにとついた嘘

今になって取り消したくて

さらにひたすら塗り重ねる


その箱だけはひらかないで

そのドアだけはあけないで

知ったらきっと嫌になるぞ

だからそこだけには触れないでくれ


あなたに言えない秘密を隠し持って

綻びひとつなくどこまでイけるんだ


綱渡りのように神経すり減らして

やすらぎひとつなくどれだけイえるんだ


脱出不能な迷路に迷い込んだ孤独のライアー

2008/05/18 (Sun)

[194] ALIVE
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「今日未明、練馬区で男性が死亡しました…」

無機質なTVのクライム


タレント風のアナウンサー

涼しげな装いで事務的に報じている


そんな類のニュースならいつも見せられているんだよ

命は消えるもんだと刷り込むかのように…




最近ボクの知人が突然逝ってしまった

熱い感情のクライン


幾百もの涙の粒に濡らされた夜、命の重さを知った

こんな哀しいニュースがTVの向こうにあるんだろうな

きっと…



TV、ゲーム、小説

いたる所に溢れている

「死」という響きに少し慣れかけてたのかなぁ…


不確かなものを信じて

生と死の間でもがくように

喘ぐように今日も生きる

生きる…

生きる…

2008/05/17 (Sat)

[191] go away
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生い茂る木々を掻き分けて走る、走る、走る

荒れ狂う波を掻き分けて泳ぐ、泳ぐ、泳ぐ

急かされるようにケツを叩かれスタートを切ったんだ

今さら止まれねぇ…


この道を進んだなら何が見える?

どこに辿り着く?

半信半疑、疑心暗鬼

それでも前に進むしかない

自分に言い聞かせて息を切らしてgo away



正しいとか間違いだとかそんな単純な問題じゃない

日進月歩、七転八倒

信じた方へ進むしかない

自分に言い聞かせて息を弾ませgo ahead

2008/05/17 (Sat)

[190] 恋心
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さよならいとしき恋心

今でもやさしき恋心

想い出をだきしめて眠ろう



気がつけば時間だけがだいぶ経って

終着と出発の間に立って

逃げるように過ぎていくあざやかな季節

追いつけずに叫び出した蒼臭い精神

冷たく激しく荒れ狂う時の激流にのみこまれ

今君が想い出に変わってく



始まりを踏みしめた時

目を醒ます終わりと岐路

永遠を信じ刹那に怯え

儚くがむしゃらに求め合った



さよならいとしき恋心

今でもやさしき恋心

ぐずった精神を眠らせて

強がりとほほ笑みで手を振ろう

できればずっと一緒にいたかった

そんな願いもまた夢のよう

想い出をだきしめて眠ろう

2008/05/17 (Sat)
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