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あかつきの部屋  〜 新着順表示 〜


[151] 慕情
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愛がないのなら私の部屋を今すぐ出ていってよ…



愛を交わす隙間さえない

抱き締めたのは青いバラ

見つめるほど見えなくて

虚しさだけが募っていく

あなたへの想いはあなたには重い?

戯びのキスで本気になった私がいけないの?

あなたのその胸を引き裂いて見てみたい

逃げるようにテレビをつけないで



いつも隣で寄り添っているのに遠く感じてしまう

肌のぬくもりもその眼差しも私には届かない


愛がないのなら私の部屋を今すぐ出ていってよ

あなたのそのズルイほほ笑みを忘れてしまいたい

なのにあなたに寄り掛かってしまう自分が嫌になる…

2008/05/08 (Thu)

[150] -虚しきピエロ-
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ビール片手に躍りだすのは

真っ赤なお鼻をしてるお調子者

宴の支配者のふりした敗者

はがれ落ちたメイク

果たしておまえ最後まで演じきれる?


まるで躍らされてる道化師

ほつれだした見えない糸

手も足も全部ばらばら

笑わせてるつもりが笑われてる


Shall we dance?

2008/05/07 (Wed)

[149] 愚かな僕
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呑んで、酔って、騒いで

暴れて、眠って

なんにも知らず

のん気に目覚めてゆく


散らかした物も片付けず

傷つけた人の名前さえも

なに一つ憶えちゃいない


ねぇあの子は誰だっけ?

ねぇここはどこだっけ?

2008/05/01 (Thu)

[146] 眩しい世界
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なんでなんでしょう

あなたと一緒に居ると

僕としたことがついつい

バカなほど浮かれてしまう


ムッとした横顔見つめて

だらだら遅刻の言い訳

じんわり胸の奥に滲んだ

敗北感が妙に心地いい


なんて眩しい世界

めまいおこしそう

あなたなら僕の総てを

征服されても構わない



ジカンヨトマレ

2008/04/30 (Wed)

[144] 月光
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二人で見上げた

崩れ落ちそうな空

仄かに冷たく

頬をなでる風

指先だけで求め合う

儚い夜


月よ霞まないで

星の見えない空

唯一浮かぶ希望

空が崩れ落ちても

いつまでも照らせ

二人だけの未来を

2008/03/28 (Fri)

[142] MY SOUL WILL RISE
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フサイダ心の扉あけて

もう一歩踏み出してみて

溢れる涙を隠したまま

どこまで歩いていけるの?


ブサイクな夢見てないで

もう一歩踏み出してみて

言い訳探し歩き廻っても

どこまで歩いていけるの?



小さな羽ばたつかせ

奥歯かみしめる毎日なら

目を覚ましておくれ

夜明けはすぐそこ

寝呆けた目をひらいて

喧騒な街を飛び出したら

知らない景色

慣れない言葉

未知なる未来


一歩踏み出して

思い切って叫んでみよう

きっと今よりも輝ける

MY SOUL WILL RISE!!

2008/03/19 (Wed)

[141] Mosaic
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雲は東へ流れてく

太陽は西へ沈んでく

時計の針は無情に進む

今どこにいるんだろう


気づけばキミの手は離れ

独り途方に暮れたボク

月はぼんやりと浮かんで

冷たく見下ろしていた



鳴らない電話を見つめ

石のように夜をこえる

いつも誰かに愛されないと

なんにもできない贅沢者


誰にも分からない

モザイクの体をまるめて

独り泣きながら探してる

鎖で繋がってる絆


今にも消えそうな

モザイクの体と心

独り叫んだ声さえも

耳障りな静寂に滲む



ねぇ誰かボクを

ここから連れ出してよ

2008/03/15 (Sat)

[140] 孤独のButterfly
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なぜかうまく笑えない

あなたの中に私はいるの?


誰かの言葉を真似して

囁いていたのは馬鹿げた愛


夜更けに羽根をしまって

いつの日か消えるあなた

まぶたの裏に描いてみた


何かに怯えながら

独りよがりの歌を

密かに歌う蛹の心



強く抱き合ったまま

濡れた瞳とじたまま

小さな殻を破り捨て

羽根をはばたかせて

空を翔んでいきたい…

2008/04/19 (Sat)

[139] 仮面
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冷えきったように

うずくまって

背中合わせで眠る

密かに紡ぐ不満や嫉妬

涙も出ない悲しい日々

想ってもいない慰めを

今夜もまた吐き捨てる



気づけばブキヨウな笑顔

淀んだ心を隠す為の仮面

哀れな瞳のなかには孤独

2008/03/04 (Tue)

[138] 海を渡る風
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風も吹かない暗やみに

ひときわ映える青の炎

夢中で冷めた街を走る

遠く霞んでいくゴール


きっと誰も待っていない

この先にはなんにもない

なんていう言い訳ならべ

ただ眠っていたいんだよ


虚ろな瞳をひらいて

震える手で扉をあけて

躊躇いとか戸惑いに

壊れそうになる心

ひとりきりそっと抱えて

ひとりきり一歩踏み出す

今はいい

それでもいい


ほら、海を渡る風が

僕の頬をなでるんだ

いつか諦めの滴が心まで

濡らしてしまわぬように


ほら、海を渡る風が

僕の背中を押すんだ

いつか道を見失って

知らず知らずのうち

後戻りしないように

2008/03/03 (Mon)
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