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あかつきの部屋


[120] 虹の階段
詩人:あかつき [投票][得票][編集]


夢を見ていたんだ

永遠なんて夢を

白い花はそっと散って

時の針は錆ついた


夢が醒めていった

永遠なんて夢が

どうしてそんな儚いもの

無邪気に信じてこれたんだ



光と影とを同時に背負って

諸行無常の下に散る生命



孤独を照らしだした

月に染まって眠れよ

生まれた喜びだけを

そっと胸に咲かせて


色褪せぬ想いに胸を濡らし

遠くを見ているよ

虹の階段を上っていく

あなたを見送っているよ



枯れない想いを咲かせて

2008/01/14 (Mon)

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