なぜかうまく笑えないあなたの中に私はいるの?誰かの言葉を真似して囁いていたのは馬鹿げた愛夜更けに羽根をしまっていつの日か消えるあなたまぶたの裏に描いてみた何かに怯えながら独りよがりの歌を密かに歌う蛹の心強く抱き合ったまま濡れた瞳とじたまま小さな殻を破り捨て羽根をはばたかせて空を翔んでいきたい…
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