雲は東へ流れてく太陽は西へ沈んでく時計の針は無情に進む今どこにいるんだろう気づけばキミの手は離れ独り途方に暮れたボク月はぼんやりと浮かんで冷たく見下ろしていた鳴らない電話を見つめ石のように夜をこえるいつも誰かに愛されないとなんにもできない贅沢者誰にも分からないモザイクの体をまるめて独り泣きながら探してる鎖で繋がってる絆今にも消えそうなモザイクの体と心独り叫んだ声さえも耳障りな静寂に滲むねぇ誰かボクをここから連れ出してよ
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