ホーム > 詩人の部屋 > あかつきの部屋 > ヤスラゲルバショ

あかつきの部屋


[165] ヤスラゲルバショ
詩人:あかつき [投票][得票][編集]


誰もいない国道を気づけばとばしてたんだ

このまま赤い信号を無視して突っ込んでみようかな…


信じてたものは砂のように掌から零れていく

なりふり構わず掴んだのはナイフ

また指を切ってしまったよ

なにより欲しがっていたものはやすらぎだったのに…


僕は今どこにいるんだろう

気がつけばキミがいない

戻ることも進むこともできない

もうなにも見えない



あきれるほどはしゃいだ後やってくるのは虚しさ

そこで初めて気づくんだ

永遠なんて永遠にないと

2008/05/11 (Sun)

前頁] [あかつきの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -