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あかつきの部屋


[227] きみをつれて
詩人:あかつき [投票][得票][編集]


夜空の何億光年さきでひときわ輝いてる星

そこには僕らが笑えるような場所はありますか?


驚くほど純粋で恐いくらい残酷な本能が闇を突き抜けて光る


向けてはいけない人に向いた想い

手を伸ばせば届くのに掴んではいけない

この距離感がぬるい痛みを産むんだ───


もっと遠く、ただ遠くへ

名もない星まで君を連れて


もっと遠く、ただ遠くまで

許されなくても

この手を繋いでどこまでも堕ちていきたい


その先になにもなくても

その先に誰もいなくてもかまわない

君がいればいい

2008/06/10 (Tue)

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