夜空の何億光年さきでひときわ輝いてる星そこには僕らが笑えるような場所はありますか?驚くほど純粋で恐いくらい残酷な本能が闇を突き抜けて光る向けてはいけない人に向いた想い手を伸ばせば届くのに掴んではいけないこの距離感がぬるい痛みを産むんだ───もっと遠く、ただ遠くへ名もない星まで君を連れてもっと遠く、ただ遠くまで許されなくてもこの手を繋いでどこまでも堕ちていきたいその先になにもなくてもその先に誰もいなくてもかまわない君がいればいい
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