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あかつきの部屋


[268] ぼくがはじめてついたうそ
詩人:あかつき [投票][得票][編集]


心配性のきみの瞳が映しだしたのは嫉妬心

見えない影に怯えて震えながらぼくの袖を掴む



大きな涙の粒にひそむ深い深い孤独

どんな優しい言葉でさえ届かず泡と消えるようで

これ以上二人傷つき合って

どこに向かえばいいのでしょう

寂しさを笑顔にすり替えてせーので振り返れたらいい



また明日ぼくがきみを想わないように

きみがぼくを忘れるように

“この場所に愛なんてないんだ”

ぼくがはじめてついたうそ

2009/01/20 (Tue)

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