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あかつきの部屋


[269] 約束のない待ち合わせ
詩人:あかつき [投票][得票][編集]


通い慣れた道を歩き

君の名前を呼んだ


不感症つづきの日々

手応えは何もない



浮かれた人混みのなか

何かを恨んだ卑屈な男

やり場のない憤りが

涌いてくる



言い訳を探すように

雑誌をめくって

パラパラ変わる

インフォメーション

目的地はどこだ?



一体どこに向かってるの?

何のため歩くんだろう?

終わりのない自問自答

息が切れそう

優しくキスして



歩き始めた日の想い

生まれた日の喜び

忘れ立ち止まりそうな夜

君を想えばまた歩きだせる

独りでも……

2009/01/24 (Sat)

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