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あかつきの部屋


[287] 永遠の手前
詩人:あかつき [投票][得票][編集]


アルバムめくって

幼いきみの笑顔

時の流れを少し感じて

思わず涙こぼれた



あとどれくらいだろう

きみと一緒にいれるのは

そんな事を考えかけて

思わず瞳をとじた



永遠なんて言葉だけで

あてにならないよね



かぎりある命の灯

かぎりある時間のなかで

どこまで一緒にいれるか

わからないけど


永遠の手前まで





きみと出逢って

哀しみすべて受ける

覚悟をしたんだ



これからどれだけ

喜び集めていけるか

それはぼくらしだい

『今』がいつか

思い出にかわっても

もう泣かないと決めた



かぎりあるからこそ

かがやく命

とうとい思い出

どこまでも一緒に

いれるように祈ってる


永遠の手前まで



できればその向こうまで

2009/08/13 (Thu)

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