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あかつきの部屋


[312] 恵比寿
詩人:あかつき [投票][得票][編集]


二次会終わりの恵比寿
ふらふら歩いた19時
このまま家路に就くのが
あなたとの距離



ここでグンと
近づいてしまいたい
という想い

それはそれで
勿体ないかなと
気取った想い



あなたを抱けば
少し大人になれそうなんて
青臭いこと
胸の奥にしまい込んで
何気ない会話



愛と罪をどうじに
握り締めるのは勇気?

既にシアワセを手にした
この手を開いて……



シアワセのカタチなんて
幾つも転がっているでしょ?
人は誰でも目移りばかり
それ故そいつを見失う

選び抜いて突き通せるのなら
とても素晴らしいでしょう
神様どうか愚かな僕を
導いてくれないでしょうか?



ホントに大事な人が
消えないように祈る………



シアワセのカタチなんて
何処でも転がっているから
人は誰でもそれがシアワセと
気づけず奪いあう生き物

誰かのために傷つきながら
生きていけるのかな?
これがシアワセのカタチだと
信じてその胸に飛び込みたい

2010/12/22 (Wed)

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