詩人:ひまわリる | [投票][編集] |
太陽には強気のくせに
月には弱音を吐いた
いつも以上に
ありがとうが言えずに
ごめんねが出てこない
見えない所で出て来る私を
必死に守ろうとする愚か者の私
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どんなに似てても
どんなに近くても
キミじゃない
偽者なんだ
満たされないんだ
あいたいけどあいたくない
出来れば顔なんて見たくない
みたらまた好きになるから
とまらなくなる
なんて
逃げ道ばっか探してる
馬鹿野郎だね私は
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いっぱい
いっぱい
詰め込んで
最後にはパンッ!ってなっちゃうんだろうね
私も風船も。
苦しくても頑張って
辛くても頑張るの?
たまには逃がしてあげなきゃね
悩みも空気も欲望も。
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自分の気持ちに嘘をつくたび
カーテンがまたひとつ閉まってくよ
朝が来たよ
良い天気だよ
少し見えるよ
隙間から明るく差し込む日差し
そろそろ開けても良いですか?
素直になっても良いですか?
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空がみせるのは景色だけじゃ無かった
あの日の記憶も
あの時の思いも
晴れたらあなたと海へ行き
雨が降ったら相合傘で
曇りの日は笑ってみせた
暗くなったら手を繋ぎ
明るくなったら隣りを歩くの
星を見付けて
月を眺めて
暑い日には
花に水をあげるの
そんな思い出と共に
空を想える幸せ
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いまここに居ない
でも今そこにいるキミへ
声は届かない
姿、形はみえない
でも今そこにいるキミへ
月がきれいだね
夜は寂しいね
太陽が眩しいね
雲に乗りたいね
鳥になれたら
風になれたら
真っ先にキミに会いに行くのに
そんな叶わない夢は
寝ながらみようと思ってるよ
だから
今日も夢に出てきてね
たくさん
笑いかけてね
そんな気持ちで
また今日も夜を迎えるんです
いまここにいないけど
今そこにいるキミへ
今日また
夢でお会いしましょう
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心の鏡が曇るのは
いつも不満を漏らすから
汚い言葉を発するたびに
心の鏡も汚れていく気がして
曇った鏡じゃ真実は映せない
綺麗なモノも映らない
いくら自分を美化しても
全然前には進めなくて
鏡に映る私は何故か悲しい顔をしているの
無理に笑った顔は最悪で
まるで心の中を映しているの
「努力」で磨いて
「優しさ」で磨いて
「強さで」磨いて
仕上げに涙で洗い流すの
でも何か足りなくて
明るい光が足りなくて
今の私は暗いところに居るんです
世界が鏡で出来ていて
善くも悪くも
全て自分に反射するなら
素直になれる行き方を
鏡越しに見つめてみたい
左右真逆に映る私を
これも自分だと全て受け止めるから
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そこのあなたは誰ですか?
あなたは私ですか?
私があなたなんですか?
あなたは私が分かりますか?
目の色がキレイですね
何を見てるんですか?
私が見てるのはあなたで
あなたが見てるのは私ですか?
ジャンケンしてもあいこばっか
私の心読めるんですか?
だったらもう涙ふいてよ
自分の手でふいてよ
私もふくから
私も笑うから
私があなたの味方になるから
なんて言うのも愉快なもんね
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目が見えるから
身近な幸福が見えないのか
耳が聞こえるから
大切な人の心の声に気付かないのか
幸せのすぐ隣りには不幸せ
偽りのすぐ側にも真実がある
良心も悪心も紙一重
ほんの一歩で変わるなら
踏み外すより、踏み出したい。
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キミの進むペースについていけなくて
私の進むペースにあわせられなくて
同じ空間に居るはずなのにすれ違い
まるで時計の針の様
あの時聞いたキミの心臓の音
ドキドキトクトク
まるで時計の針の様
私達は時計の針の様
毎日を一歩一歩確実に進んでる
だからまた
必ず重なり合う時が来るはず
その度にまた
やっぱりあなたじゃなきゃ駄目だって
気付かされるんだろうね