詩人:桃井 美結那 | [投票][編集] |
今年もまたいっこ歳を重ねた
いつもは嬉しいけど今年は嬉しくないよ
だって僕が
「年上と年下、どっちが好き?」
って聞いたら
「年下がいい」
って君は言ったから
もうすぐ君の誕生日
僕と同じように君もいっこ歳を重ねて
またおんなじになるねっ
年下にはなれないけど
一緒にはなれるから
早く、
早く追いついてきて
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そうゆうライターは女の子が持ってたら恥ずかしいよってあなたは言うけど、
でもこれはふたりが愛し合った証みたいなものだから
だから持っていたいの
今もシガレットケースに入ってる、小さな証
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結局は勘違い
だけど、
ホントのホントは勘違いなんかじゃない筈って
心の何処かで思ってた
ううん
思いたかった
あの日の夜だけは
あたしはあなたに愛されていたって…
詩人:桃井 美結那 | [投票][編集] |
きっと
あなたはまだあの子のことを愛してて
あなたに愛されてるあの子がすっごくすっごく羨ましい
でも
あの子になりたいとは思わない
あたしは
他の誰でもない、
“あなたに愛されるあたし”になりたいの
詩人:桃井 美結那 | [投票][編集] |
あたしのことは今でも源氏名で呼ぶのに
あの女(こ)のことはいつも本名で呼ぶ、
そんなあなたが
時々、ヤを通り越して少し憎い。
やっぱりこれもただの妬きもちなんだけど。
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「おはよう」って言って
頭を撫でられたりとか
あたしが昔、話した
何気ない話を覚えてくれてたりとか
それだけで嬉しくなっちゃう、ホント単純な女だよ
それくらい純粋にあなたを好きなの
詩人:桃井 美結那 | [投票][編集] |
あなたに聞こうとしたコト、
何度も何度もあるのよ
でも結局聞かないのは
真実を知るのが怖い、臆病な自分と
愛した人を疑いたくない自分がいるからなの